ぎょ(559) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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花魚風月(9)


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■ハナビラウオ スズキ目エボシダイ科スジハナビラウオ属/学名:Psenes pellucidus


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釧路以南、北太平洋、インド洋、大西洋に分布。幼魚はユウレイクラゲやイボクラゲなどの傘の下や触手の間で浮遊生活を送ることで有名です。


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成魚になると水深100~150mあたりで着底生活をしている。地方によっては「カラス」とも呼ばれ、幼魚の頃の愛らしさは消えうせてしまう。


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体は幼魚では体高が高くて卵円形で半透明、成魚では長くなり暗色を呈し、鱗が黒い。頭部背面び無鱗域が両眼後端より後方へ拡張していることと、鱗が小さくて側線有孔鱗数が120枚前後と多いことが大きな特徴。 背鰭軟条数は27~32本、臀鰭軟条数は26~35本。食用にはなるらしい。身は柔かいが、煮魚や焼き物、フライ、ムニエルなどにするとまずまずではあるらしい。しかし肉身は脂肪が多く、食べると下痢を起こす原因となるとの説もある。


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■スジハナビラウオ


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■シマハナビラウオ


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