魚草(1)
今日はとても良い天気・・・友人が入院しているのでお見舞いやら、選挙の投票があるので、桜満開の石川堤を通って散歩がてらに1時間近く歩きました。途中、道明寺天満宮に立ち寄り・・・
桜の下にある縁台に花びらが一面に・・・あまりの美しさにパチリ。これが魚の形だったらおもしろいのにと、ちょっと加工してみました。
そう言えば、魚の名前の植物がいろいろあるなあ・・・
■キンギョソウ(金魚草)ゴマノハグサ科
学名:Antirrhinum majus/ 別名:スナップドラゴン,アンチリナム/花期:春
金魚に似た花形の小花が穂状に直立して咲きますが、最近は、チョウに似た形のバタフライ咲きや八重のアザレア咲きなど従来にない花形にも人気があります。鉢物、花壇用の矮性品種や、吊り鉢に向く匍匐性品種もあります。本来多年草ですが、夏の暑さに弱いので、園芸上は一年草として扱います。種まきは9~10月が普通。陽光と排水のよい土壌を好む。
■「フジウツギ」フジウツギ科フジウツギ属、別名:ドクナガシクサ、カクフジ、酔魚草(スイギョソウ)
日当たりの良い渓流沿いや荒地に生える落葉低木。高さ0.6~1.5mになる。枝は四角形で翼がある。葉は対生。長さ8~20cmの楕円形。開花期 7~9月。枝先に穂状花序をだし、芳香がある。紅紫色の花を多数つける。花冠は長さ1.5~1.8cmの筒状で弓形に曲がり、先は4裂する。果実は長さ1cmの長卵形。有毒部分は全株。フジウツギの汁が池などに入ると魚が死ぬ事が知られています。この死んだ魚も有毒で食べる事は出来ない。全株にサポニンを含みますが精査はまだされていません。
・・・「酔魚草」という色っぽい名前だけれど、ちょっと怖い植物ですね。
■サワラ(椹)ヒノキ科、常緑針葉高木、山地に自生するが植林もされる。分布は岩手県以南九州まで、風呂桶や桶の材料。
魚のサワラは「鰆」、春の魚ですね。しかし実際は一年中捕れる魚です。岩手県あたりでは夏の魚というイメージらしいです。
■ゴンズイ(権萃)ミツバウツギ科、落葉小高木、低山地や丘陵地の林内に生育。分布は関東以西沖縄まで。
魚のゴンズイは「権瑞」と書くらしい。フェロモンを出して「ゴンズイ玉」という群れをつくる。ヒゲをはやして愛嬌のある顔をしているが、毒の棘があり結構危険な魚です。









