ぎょ(469) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ぎょ貝類(17)


ふぇる1


■『真珠の耳飾りの少女』(オランダ語:Het meisje met de parel )は1665年頃に描かれたヨハネス・フェルメールの絵画であり、フェルメールの代表作。『青いターバンの少女』とも呼ばれる。オランダのハーグのマウリッツハイス美術館にある。「北のモナ・リザ」「オランダのモナ・リザ」と言われることもある。


ふぇる2


■ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer, 1632年10月31日-1675年12月15日)は、17世紀にオランダで活躍した風俗画家である。レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家とされる。生涯のほとんどを故郷デルフトですごした。最も初期の作品の一つ「マリアとマルタの家のキリスト」(1654-55頃)にみられるように、彼ははじめ物語画家として出発したが、やがて1656年の年記のある「取り持ち女」の頃から風俗画家へと転向していく。静謐で写実的な迫真性のある画面は、綿密な空間構成と巧みな光と質感の表現に支えられている。現存する作品点数は、研究者によって異同はあるものの33~36点と少ない。このほか記録にのみ残っている作品が少なくとも10点はあるが、記録に残っていない作品を勘案しても22年の画歴に比してやはり寡作というべきだろう。


ふぇる3


■小説『真珠の耳飾りの少女』 アメリカの作家トレイシー・シュヴァリエがこの絵から着想を得て書き上げたもの(白水社刊)。この絵のモデルとなった少女とフェルメールの関係を描く。フィクションであるが、まるで実話のように書かれている。


ふぇる4


■映画『真珠の耳飾りの少女』 上記の小説を2003年に映画化したもの。アメリカ・イギリス・ルクセンブルクの合作。監督はピーター・ウェーバー。小説版とは結末が少し異なっている。出演はフェルメール役コリン・ファース、少女役にスカーレット・ヨハンソン。フェルメール作品の色彩や構図を、映像で模倣しているところが特徴的である。絵画の世界をそのまま切り抜いたかのような世界観を映し出したその映像美は、第76回アカデミー賞で撮影賞・美術賞・衣裳デザイン賞の3部門で候補にあがったことからも伺えるように、高い評価を得ている。


ふぇる5