ぎょ(383) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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うるうぉい(14)


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「魚の日」について書きましたが、「魚の日」というアルバムもありましたので・・・


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Thomas Fersen「魚の日」Le jour du poisson

63年パリ生まれ。クラシック・ファンだった両親や、ロック、ポップス・ファンの姉の影響で音楽に親しみ15歳のときにジャズ・ギターを習いはじめる。その後、パンクに目覚めて英語で歌うバンドを組み80年初頭にデビューするが、泣かず飛ばず。バンドを解散後、放浪の旅に出たのち、ソロ・アーティストとして再出発する。当初はパリのピアノ・バーで歌う日々が続くが、91年WEAフランスと契約。93年にリリースされたデビュー・アルバム"Le Bal Des Oiseaux"(鳥たちの舞踏会)を発表。パリの辛口批評家たちからの大絶賛を受け、94年2月に "La Victoires de la Musique"(フランス版グラミー賞)の新人賞を受賞した。95年にセカンド・アルバム"Les Ronds De Carotte"(にんじんの輪切り)をリリース。フランスの古き良きポップスの流れを汲みつつ個性が際立ったこの作品にも非常に高い評価が与えられ、リリース後に行われた150公演にものぼるコンサート・ツアーは大成功に終わる。97年、サード・アルバムとなる本作"Le Jour Du Poisson"を発表。


とま3


99年に、最新作"Quatre"(4)をリリースした。デビュー以来フランスのシーンの中でもどの流派にも属さない独特のポジションを保っており、トラディショナルなシャンソン・フランセーズにジャズやフォークの要素を取り入れつつ、ノスタルジックかつデカダンな雰囲気を醸し出す独自の世界を作り上げている。自分の作品の中に、動物の名前を使った表現が好きということで、すべてのアルバムの写真にも必ず動物(1作目から順に小鳥、うさぎ、魚そして馬)が登場している。非常に豊かなボキャブラリーを持っており、言葉を見事に操り、裏表の意味を持たせながら様々な人間関係を描き出す。その恵まれたソングライティングの才能は「フランスのトム・ウェイツ」などと評されることも多い。これまでに4枚のアルバムをリリースし、いずれもゴールド・ディスクを獲得している。


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この人のアルバム・ジャケットは本当に楽しいですね。


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でも「魚の日」がさりげなくて・・・おしゃれで最高です。


とま6