ぎょ(245) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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星座(3)

■魚座の人々はメランコリックで、移り気で、遥か彼方の夢の国に住んでいるそうです。夢想家で、目にはキラキラ星が輝いているとのこと。本能だけを頼りに生きているため、理性とは全く無縁の存在だそう。信頼がおけなくて、簡単に他人から影響され、救いようがないほど麻薬や酒におぼれる傾向があるそうです。・・・う~ん、あたっている。


しゅんぶん1

■魚座に春分点があり、春分の日には太陽がこの星座の前を通ることになります。春分点は地球の歳差運動のために,少しずつ移動していきます。黄道十二星座ができた2000年前には,春分点はおひつじ座にありました。星占いのはじめに,おひつじ座が挙げられるのは,その名残りのようです。


しゅんぶん2

■「春分点」 黄道と天の赤道との2つの交点(分点)のうち、黄道が南から北へ交わる方の点(昇交点)のこと。この点が黄経0度であり、この点を太陽が通過する瞬間が春分となる。春分点は黄道座標や赤道座標の原点である。天球上における春分点の位置は、地球の歳差によって西向きに移動する。その周期は25800年である。西洋占星術では、春分点の存する星座(但し春分点ではなく赤経を基準に12等分したもの)がその時代(1つの星座で約2千年)を象徴するとされる。紀元後1世紀から20世紀までは魚座であったが、20世紀末ごろに水瓶座に入った(現在移行中との説もある)。「水瓶座の時代(age of aquarius)」と呼ばれ、占星術の世界では何らかの世界的変革があると言われている。


たいふう1

■「2匹の魚」 東側を「北の魚」、南側にあるのを「西の魚」と呼びならわしています。魚を結んでいるリボンの先にある星はアル・リスカと呼ばれ、結び目という意味を持ちます。この二匹の魚はそれぞれ細長い形と、丸い形と、形が違います。細長い方がニシンで、丸い方がヒラメと例える国もあるようです。


にしん

■「鰊」 ニシンの語源は、身を二つに切り裂いて二身に料理することに由来しており、二つに裂いた身の背肉の方は身欠きといって食用、脂肪分の多すぎる?腹部の方は肥料にしていました。なお、ニシンという字は、鰊(鯡)と二種類あり。東方で良く取れた事から魚偏に東と書く物と、蝦夷人にとって「ニシンは魚に非ず、米なり」といわれ年貢の対象になっていた事による非と書く物がありますが、 現在、一般的に使用されているのは、「鰊」です。


ひらめ

■ヒラメ ヒラメ Paralichthys olivaceus (鮃、平目、英名:Bastard halibut)は、カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属する魚の一種。広義には、ヒラメ科とダルマガレイ科に属する魚の総称である(「ヒラメ類」の項を参照)。有眼側(目のある方)が体の左側で、日本では「左ヒラメに右カレイ」といってカレイ類と区別する。また口と歯が大きいのが特徴で、ヒラメ類のことを英語ではLarge-tooth flounders という。


ひらめ2

■神話(1)ある時、神々はナイル川のほとりに集まって宴会を開きました。名のある神も無名の神もともに集まり、ニンフ達とともに楽しいひとときを過ごしていました。ところがその時、宴会の騒ぎを聞きつけて怪物テュフォンが現れました。テュフォンはかつて大神ゼウスの率いるオリュンポスの神々と戦った、ティタン神族の生き残りで恐ろしい力を持つ怪物です。この突然の乱入者に神々は驚いてちりぢりに逃げ出してしまいました。美の女神アフロディテとその息子エロスはナイル川へ飛び込みましたが、テュフォンから素早く逃げるために姿を魚に変え、お互いにはぐれないようにと紐で結びました。この魚の姿が天に昇り魚座になったといわれています。


たいふう2

■怪物「テュフォン」(1) 百の首と星に届くほどの髪を持つ巨人で、目と口から火を吐き、黒い舌で蛇、牛、獅子、犬の吠え声を出し、さらには神々の口真似もしたそうです。大神ゼウスさえもさんざん苦しめられたそうですが、最後にはエトナ火山の下に生き埋めにされました。それでも時々火を吐き、そのためエトナ火山は噴火するのだそうです。テュポン、ティポン、ティフォンなどと表記されることもあります。テュフォンはギリシャ神話最強のモンスターです。また彼は、エキドナとの間にスフィンクス、オルトロス、キマイラ、ケルベロス、ヒュドラ、ラドンなどを生み出しています。ティアマトも彼らの子だとか、スフィンクスはオルトロスとエキドナの子だともいわれています。


たいふう3

■怪物「テュフォン」(2) 天まで届くほどの身の丈と、巨大な翼をもち、足は大蛇で、そのたくましい肩からは、百匹のへびと醜い頭が生えていました。鋭い目からは火を吹き、口からは燃え上がる岩を吐いていました。

■怪物「テュフォン」(3) テュフォン(typhon)は台風の神だとされることもあり、台風を表すタイフーン("typhoon")の語源でもあります。ところで、日本語の「台風」は"typhoon"に漢字を当てて作った言葉ですから、「台風」の語源も実はテュフォンなのです。