ぎょ(246) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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星座(4)


ほし1


■神話(2)美の女神アフロディテとその子エロスがエリダヌス川(エリダヌス座)のそばを歩いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた2人は魚の形になって逃げた。2人ははぐれないよう、ひもをつけて逃げた。という神話がある。ただし、ほとんど同じ神話が、南の魚座にもある。


ほし2

「魚座」が2つあることすら知らなかった。


ほし3

■神話(3)南の魚座は愛と美の女神アフロディテが怪物テュフォンに襲われナイル川へ飛び込んだときの姿であるとか、うお座の2匹の魚の親魚であるとか言われています。


ほし4

■南の魚座(Piscis Austrinusピスケス・アウストリヌス) みずがめ座の南にある小さな星座で、1等星フォーマルハウトは秋の南天唯一の輝星として、日本でも“秋星”などの和名が知られます。フォーマルハウトは魚の口に位置し、星座絵を見ると、みずがめ座の水瓶からこぼれ落ちた水は、フォーマルハウト、つまり、この魚の口へと注ぎ込み、魚は逆さまになってその水を飲み干しています。

フォーマルハウト以外の星は全て4等星か5等星なので、都市部で星を結んで魚の形を確認するのは難しいと思いますが、歴史ある古い星座だけあって形も整っていますから、ぜひ暗い空の下で、流れ落ちる水を飲み込む魚の姿をたどってみてください。星図では下腹に当たる5.4等星が表示されていませんが、銀河がよく見えるような空の下なら、この星も見えて、魚の形がよくわかります。南の魚座の1等星フォーマルハウトは、秋の宵、南の空に輝く一番明るい星ですから、見ればすぐにわかると思います。自信がないときは、天頂近くに懸かるペガススの四辺形の西側の辺を南へ3倍ほど伸ばしてみてください。そこに輝く明るい星が、フォーマルハウトです。フォーマルハウトは、南中時でも地平線からの高度は20度~25度なので、建物などで視野が遮られている場所では見えないかもしれません。


ほし5