ぎょ(233) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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魚濫観音(7)


森山


CDコーナーで「乾いた唄は魚の餌にちょうどいい」が目にとまった。森山直太郎さんのCDを前から買おうと思っていたのでちょうどいい。さらに・・・


スピッツ


ジャケットに金魚が・・・大好きなスピッツ。だいたい私はレコードの頃からジャケット・デザインで買うくせがついている。いいジャケットにはいい音楽が入っているものだ。やっぱり「魚」という曲が入っていた。アルバム・タイトルは「色色衣」・・・納得。


つつい6


筒井さんの魚関係を紹介しておきます。

■「鍵」(角川ホラー文庫) 筒井康隆の自選ホラー短編集には、他にも新潮文庫から『懲戒の部屋』『驚愕の曠野』が出ています。それで『乗越駅の刑罰』『走る取的』が入っていなかったり、新潮文庫の短編集とかぶっている作品があったりするが、表題作の『鍵』や『佇むひと』『公共伏魔殿』はこちらにだけ入っている作品です。「鍵」ふとしたことから見つけた鍵。それからいろいろな事を思い出し…台詞が1つも出てこない作品。「佇むひと」人柱、犬柱、猫柱。この短編集では1番怖い?。「公共伏魔殿」NHKの受信料は払いましょう。怖いと言うより、笑える作品。「無限効果」「池猫」「死にかた」「ながい話」「都市盗掘団」「衛星一号」「未来都市」「怪段」「くさり」「ふたりの印度人」『魚』「母子像」「二度死んだ少年の記録」を収録。


つつい7

■「夜のコント・冬のコント」(新潮文庫) 「夢の検閲官」「カチカチ山」『魚』「レトリック騒動」「借金の清算」「上に行きたい」「箪笥」「巨人たち」「鳶八丈の権」「火星探検」「のたくり大臣」「聖(セント)ジェームス病院」を歌う猫」「冬のコント」「夜のコント」「最後の喫煙者」「CINEMAレベル9」「傾いた世界」「都市盗掘団」収録。


つつい8

■「断筆宣言への軌跡」(カッパ ハードカバー シリーズ/カッパ・ホームス) 「「われわれ」と「彼等」」=井上ひさし、「美濃部東京都知事の家に屑籠はあるか?」「大日本悪人党を待望する」「差別語について」「冷たい鼻の駱鴕」「昔むかし、作家は悪かった」「差別意識と市民的日常性」「文明すべて異常心理の産物」「おれが禁煙したら人を殺しかねない」「倫理は堕ちた人でないとわからない」「タブーの多い社会ほど原始社会である」「国語の先生にモノ申す」「おれもやりたい老年非行」「「絶対悪」と「必要悪」」「世論の胡散臭さ」「ピューリタンと化したオバタリアン」「自分の中にひそむ悪への創造力」『明るく清潔な文壇業界に棲む魚』「異端の排除は個性の排除」「安吾そして文学者にとっての「悪」」「おれは名を惜しむ臆病者」「文芸家協会は職能集団か」「文学者と常識」「ボランティアの過剰な自負」「フェミニズムと言葉狩り」「追悼──中上健次」「文学者の嫉妬羨望」「日本てんかん協会に関する覚書」「断筆宣言」、(初出一覧)。



つつい9

■「原始人」(文春文庫) 収録の「原始人」で作者は、言葉の殆ど無い時代の会話になるものの、 “水”“魚”という最低限必要な単語はあるので、前衛詩人になったつもりで“水”の羅列をし、その中に“魚”を入れるといった詩の手法を使ったといいます。大量に同じものを出す事で、無意味なものにしてしまうという意図があったそうです。


つつい10

■関西各地で2005年10月から12月にかけて開かれた「国際文化フォーラム」。国立京都国際会館での「鼎談 文化力」では河合隼雄(文化庁長官)、筒井康隆(作家)、桂米朝(落語家)の3氏が笑いをテーマに語り合った。筒井談の中より・・・精神病院の風呂場で魚釣りをしている患者に医師が「釣れますか?」と聞くと、「風呂場で魚なんか釣れるわけがねえ」(笑い)。「先生、私は犬なんじゃないかと思うんです」「そりゃあ大変だ。いつごろから思い始めたの?」「子犬のころから」(笑い)


つつい11