ぎょ(210) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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魚文字(7)

「魚」が象形文字なので・・・「魚」マークも親戚みたいなものでしょう。


まーく1

■アメリカでは、ちらほらと、魚の印を付けた車を発見する。魚の印、といっても、図鑑に出てくるような生々しい魚ではなく、トヨタとか、ホンダのエンブレムのような感じで、質素な魚が、車のおしりにちょこっと付いているのである。


J\H2


「あの魚は、何ですか?」と聞くと、「あれは、『この車にはキリスト教徒が乗っています』という印なのよ」と。その起源は、キリスト教徒がローマに迫害されていた時代までさかのぼる。イエスの死後、ペトロやヨハネを中心とする11人の弟子達(イエスを裏切ったイスカリオテのユダは自殺)や、パウロの努力によって、イエスを信じる人たちが急増した。彼らは「キリスト者(クリスチャン)」、「ナザレ人の分派(イエスがナザレ出身のユダヤ人であったため)」と呼ばれた。ところが、自分自身を神として崇めよ、という命令を下したローマ皇帝に反抗した当時のキリスト教徒たちは、皇帝に迫害されることになってしまった。従がって、自分がイエスを信じる者だと言えなくなった彼らは、あるシンボルを用いて、お互いがキリスト教徒であることを確認することにした。そのシンボルが、魚である。何故魚なのか・・・魚はギリシャ語でΙΧΘΥΣ(イクスス)、「Jesus, Christ, Son of God, Saviour」(イエスはキリスト、神の子、救い主)を表すギリシャ語の頭文字を並べると、ΙΧΘΥΣ(イクスス)となる。このことから、初期キリスト教徒は、イエスの象徴、また、キリスト教徒の象徴、として、魚を用いるようになった。ということです。十字架、羊、ぶどうなどとならんで、魚は、キリスト教関係の印として結構有です。キリスト教の印の中に、「灯台」もあります。「イエスさまは、『私は世の光である』と言われました。それに、灯台は、海岸にイエスさまのようにまっすぐに立って、船が座礁しないように見守っていてくれる存在だから、私たちは灯台が大好きなのです。」だそうです。


まーく2


教会でこんなブローチ(バッジ?)をしている人を見かけるかも・・・


まーく3


このマークはキリスト教とは関係ありません。


まーく4


■「MSCマーク」 MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)のロゴマークです。このマークは、ある特定の条件を満たした、魚や貝、エビ、カニなどの海産物製品に付けられるものです。特定の条件、とは、海の環境を保全しながら、天然の海産物の持続的な利用を実現する、ということ。


まーく5


■外壁に描かれた魚のロゴマークが目印の料理自慢の宿「まきた」。白い壁に描かれた魚のマークが示すとおり、磯料理には絶対の自信。また、長浜海水浴場が目の前なので、夏の海水浴のほか、春には桜、秋にはみかん狩りなど様々に楽しめます。


まーく6

釣り好きの人・アウトドア派の人にはお馴染みかも?


まーく7

ハンガリーのショップにこんなロゴの店がありました。