えびかに話(6)
■東京「篠崎商店」篠崎順さん 東京にたった一人の飾り結び職人。明治37年生まれ。14才で宇都宮から上京して柳橋の紐問屋に勤め、働きながら職人からいろいろな飾り結びを習いました。戦後独立して飾り結び専門の職人になり、和装用の花結びから「海老結び」まで100種ちかくの結びの技法を持っています。東京で多種の飾り結びのできる職人は、篠崎さんお一人でした。篠崎さんは平成7年12月23日お亡くなりになりました。
■ロープワーク「えび結び」結び方
1、ロープの長さの半分くらいのところを折り曲げる
2、曲げたところを芯にして8の字に巻きます。
3、順番に大きな8の字にしていきます。(ロープの隙間がないようにそろえるのがコツ)
4、最初に曲げた輪の中に先端をいれればできあがりです。
実際に次のように置くと・・・エビに見えますか?