ぎょ（１０９）

浮世絵（１１）

これまで紹介した浮世絵は一人の絵師によるものでしたが、合作による浮世絵もあります。

東都高名会席盡（とうとこうみょうかいせきづくし）嘉永5年（1852）

背景の風物を風景画にすぐれた安藤広重が描き、前面の人物を美人画・役者絵の歌川豊国が描く合作浮世絵。江戸の著名な料亭の風物を背景として、それぞれの料亭の場所や屋号にちなんだ役者絵が描かれています。

魚ではありませんが・・・背景に「寿司」が描かれています。