む菓子話(7)
昔々、チューブ入りのチョコレートがあった。チューチューと夢中になってチョコを吸った。吸い出せないとなると、チューブの後ろをめくって開いて、手や口のまわりをチョコだらけにしながら、なめまくったものである。
そこで考えた。チューブ入りの魚があってもいいじゃないかと・・・しかし、そんなものが見つかるはずもない。だから、試作してみることにした。
チューブは、化粧品の詰め替え用のものを見つけた。半透明だが仕方がない。さて、中に何を詰めるか・・・「タレびん」の魚にしてみた。チューブの中にまたチューブというのもおもしろいと考えてのことである。しかし、赤いキャップだけが目立つので・・・もう少し色のついたものは・・・そこで、魚型アルミ箔にくるまれたチョコを食べて、そのアルミ箔を捨てるにしのびないので・・・それを「パウチ」したものを中に入れることにした。チューブの中でガサゴソ動くのもおもしろい。チューブの根元を本当は本物らしく熱着したいのだが・・・残念ながらうまくできないので、仕方なく接着剤と銀テープでとめることにした。試作としては、こんなものかなと落着する。いずれ、よりふさわしい素材と巡りあえたら再チャレンジしたいと思う。
金魚飴「きんぎょちゃん」を発見したものの、夏季限定のようで購入することができない。来季までの我慢???
飴そのものは普通の形で、包み紙が金魚のように工夫されており、アイデアとして素晴らしい。
「金魚天国」という飴も発見した。これも同じく夏季限定らしく購入することができない。
違うデザインの袋である。来季はどちらの袋になるのか?それとも新しいデザインになるのか?楽しみである。
こちらは飴そのものが魚型になっている。とは言うものの、金魚というより鯛のようでもある。とにかく、実際に購入して食してみなければ何とも言えないのが少しはがゆい。