シュール話(6)
「シュール」でふれておかなければならないこと・・・それは、まだ「シュール」なんてなかった時代のこと。
ブリューゲルです。父と子の二代にわたって、同質の作品を描き続けています。これは「ネーデルランドの諺」という作品ですが、所狭しと描かれている一つ一つに意味があるのでしょう。さて、魚が登場する同じく諺をテーマにした作品があります。
「大きな魚は小さな魚を食べる」という諺です。これは、版画ですが、魚が登場する絵画も紹介しておきましょう。
「反逆天使の堕落」というタイトルがついています。どこに魚が描かれているか、わかりますか?
画面左下に、私の好きなものがぎっしり詰まっています。「さかな」「かえる」「ちょうちょ」です。



