二科展(2)
天気もよく、展覧会もいい気分、帰りの天王寺公園で魚眼カメラのシャッターをバチバチ。とにかく撮りまくって慣れるしかない。トイカメラの一番の弱点は「光」であろう。だから「室内」はあまり美しく撮れない。外光での写真を多く撮るしかない。
久し振りの天王寺、いろいろ見て回り買いまくる。「ソニープラザ」へ。
ここは、いろいろな輸入雑貨があり、お菓子類も豊富である。ガーン、原産国スペインの「おっとっと」を発見。「グリョン」という会社のフィッシュ・クラッカーである。ひょっとしたら元祖「おっとっと」かもしれない。「おっとっと」そのものがこの商品のパロかもしれない。どちらが先なのだろう?
魚型チョコレートも発見した。これはイタリア製かなあ???調べる前に包装を破り捨ててしまった。
魚型カッターナイフを発見。実は昔、子どもにお土産として買って帰ったことがあったのに、忘れてしまっていた。あはは。
両手にその他いっぱい荷物をかかえて帰宅。しばらくして、宅急便が届く。待ちわびた「美術の窓」11月号である。
私好みの表紙である。実はこの本はすでに見ている。先日「すくらんぶる」メンバーの会合があり、本人から見せてもらったのである。その時の写真があるので・・・もちろん魚眼カメラ。
この時はまだ二科・東京展の最中で・・・「大阪市長賞」は確定していなかった。「美術の窓」に作品が紹介されて良かったなあとメンバーに祝福されていたのであるが、とうとう関西で受賞してしまった。どんどん大きくなっていく教え子はまぶしい。
画像では紹介文が見えないので、全文を紹介する。
“本多紀朗「おもい」
ロープを使って、ゴームリーのような人体の表現性を獲得している。細かいディテールはかなり省略され、より人間の本質的なものが表現されているように思う。また、一本のロープは、その個人だけではなく、脈々と続く血脈のようなイメージも感じさせ、興味深く思った。”
この紹介記事を書いた人はすごい。全国での賞こそ逃したが、関西できっちり受賞したのであるから・・・見る眼があったということになる。
受賞、本当におめでとう。