ぎょ(60) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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折蟹(3)

4羽の鶴を折っているというのがわかってもらえたと思うが、実はここからが一番の難関になる。表面は切り込みが入っているので4つにそれぞれ鶴の要領で折っていけるのだが、裏面は引っ付いているので、どう折ればいいのか頭が混乱してしまうのである。とにかく、ここをクリアすればもう90%できたようなものだから、画像を見ながらがんばってもらいたい。


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まず「折り目」をつけるために手裏剣型の紙を裏返して、手裏剣の出っ張りを裏面の中心に向けて折り曲げる。


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この手裏剣の一辺一辺をガイドにしながら、紙の中心から放射状の折り目をつけていく。できるだけしっかりと「折り目」をつけておくこと。


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表を向けたところである。折り目がしっかりついていると、このように全体が凸凹になるはずである。


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こちらが裏面、さあここからが鶴のもう片方を折ることになる。画像でもわかりにくいし、言葉でも表現しにくいので・・・とにかく、表面にある「ベロ」のようなものを一つ一つめくり上げながら、舟型に折るのだが・・・


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このような帽子の状態で、帽子の裏に入っている「ベロ」をとにかく一つ外にめくり上げてください。


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わかるかなあ・・・これは「ベロ」を2つ外にめくり上げたところです。「折り目」があるので必ずこのような形、すなわち鶴の途中の段階の形ができるはずです。


17-2


違う角度からの画像です。


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要領がのみこめたら、次から次に「ベロ」をめくり上げていってください。画像は4つの「ベロ」をめくり上げたところです。


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すべての「ベロ」をめくり上げたところです。


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作品の完成度に影響しますので、あわてないで「折り目」を整えながらすべての「ベロ」が重なるように折りたたみます。


20-2


このように美しい「菱形」になるはずです。4羽の鶴が重なっているわけです。


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次に、鶴と同じように首や尻尾にあたる部分を半分折りして細くスマートにします。この画像を見てわかるように、切れ目の方(左側)です。右側が鶴の羽根にあたる部分です。


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かなり紙がぶ厚くなっていますので、破れないようにゆっくりと・・・全体をうまく回転させながら、丁寧に折ってください。


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すべてを折ったところです。