ブリキ話(3)
■「缶切り」について・・・
非常災害時用の缶詰は保存の関係からイージーオープンではなく、缶切り式のものが多いようです。「缶切り」は缶詰につけられています。まだイージーオープン式が発明されていない頃、可愛い小さな缶切りがついた缶詰がよくありました。手を小刻みに動かして切るのですが、これがまたおもしろい。子どもには難しく、大人が見本をみせて教えてやる。そういうことって、大切ですよね。
さて、缶切りをするとどうしても缶そのものがギザギザになってしまいます。とても危険です。だからこそ、注意力・集中力が養われるのですが・・・空缶の造形にはまっている頃、そのギザギザがこまりものでスッキリ切れないものかと・・・そこで見つけたのがハンドル式缶オープナーです。むちゃ便利ですし、子どもでも簡単です。ただ、缶の上部を切るのではなく、缶の横上部分を切っていきます。当然、スカッと缶が切れるわけです。造形活動にはもってこいです。はまってしまって、次から次に切りまくったことを思い出します。