ぎょ(16) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

「折る・結ぶ、そして編む」ということにこだわって、紙や紐と格闘していることは以前も紹介しました。私の長所であり短所でもある「はまる」という行為は今もおさまりません。マクラメ、ミサンガ、ヘンプなどいろいろありますが、基本は「結ぶ」ことにかわりありません。紐だけでは物足りないので、「ビーズ」を必要とします。しかし、予想以上に高価です。教材としては不向きです。そこで、安価な紐やビーズを探しまくりました。紐としては「麻ひも」「凧いと」そして文房具の「綴じひも」が主流になりました。それらの紐は結構太いので当然ビーズも穴の大きいものが必要になります。ということで・・・「そろばん玉」「数珠玉」そして・・・


竹鍋敷


まるで平面構成のデザインのようですが、竹製の鍋敷です。この画像には含まれていませんが、オレンジ色や茶色の竹ビーズのものもあります。素材探しはもっぱら「百均」です。「玉のれん」を探していて出会ったのが「鍋敷」だったのです。これなら多くのビーズをとることができます。ということで、私の部屋には竹ビーズがいっぱいあるのです。

第4回「すくらんぶる」展の共通アイテムが「ぎょ(魚)」に決定した今、ただ結んだり編んだりしている場合ではありません。「魚」の形を生み出さなければならないのです。「メダカ」について調べている時、ふとこの竹ビーズが目にとまりました。大きさ、色、形・・・「メダカ」になると直感しました。目は簡単につけられますが、シッポをどうするか???倉庫状態の部屋にはこれまでに蓄積した様々な素材が所狭しと置いてあります。素敵な出会いを求めて試行錯誤が続きます。