私の蝶書(69) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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以前も「金具」のところで紹介しましたが「ピンズ」について

おもしろいことがわかりましたので紹介しておきます。

オリンピックやワールドカップで、「ピンズ」という名を耳にする機会は増えた。一般的には、ピンバッジと言われるものの中で、裏の留具がクラッチバックのものを「ピンズ」と呼んでいる。留具に蝶の羽のようなバネをもつ”バタフライクラッチ”と呼ばれるものが最も普及しているが、その他”タイタック”と呼ばれる留具も高級種に用いられている。実のところ留具の形態は「ピンズ」あるいは「バッジ」という呼び名には全く関係がない。この両者の呼び名の違いは何によるのかというと、それはそれぞれの使用される目的。もしくは果たすと思われる役割によって分けられている。ピンズの役割は、デザインの意味する内容を広くアピールし、そこから新しいコミュニケーションを生んでゆくこと。つまりコマーシャル的あるいは宣伝的な要素を非常に強く持っている。例えばオリンピックなどのイベントで紋章や企業ロゴなどを表現し、アピールする・・・そういったものを「ピンズ」と呼んでいる。バッジは会社や軍隊の徽章のように、個人あるいはその個人の属するカテゴリーを特定する機能がある。

ピンズ