「青春時代」という言葉はよく聞くが、「青の時代」とは何か?
《青の時代》三島由紀夫
今から四半世紀ほど前に発表された『白昼の死角』(高木彬光)を読んで、詐欺師に憧れた人も多いと聞く。三島の『青の時代』は、この『白昼の死角』と全く同じ人物・事件(光クラブ事件http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/hikari.htm)をモチーフに描いた作品。木更津のある病院(医院)の四男(東大法学部学生)が親に貰った大金を詐欺で失ったことを契機に、今度は自分で闇金融会社を設立するが、物価統制令、銀行法違反に問われ挫折し、債務整理の結果、最後の300万円が工面できず自殺に追い込まれる。
《青の時代》小松江里子
ゲームセンターが何者かに襲われた。被害金額は200万円、店主は怪我を負って入院した。警察は、前々から非行を繰り返していた安積リュウを逮捕。しかし弁護士の榛名圭一は、リュウの無実を信じた。榛名の信頼と恋人・茜の愛で、更生の道を歩み始めるリュウだが・・・堂本剛主演の傑作ドラマ、ノベライズ版。
《青の時代-伊集院大介の薔薇》