青の伝説(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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青の時代

「青春時代」という言葉はよく聞くが、「青の時代」とは何か? 

《青の時代》三島由紀夫 

今から四半世紀ほど前に発表された『白昼の死角』(高木彬光)を読んで、詐欺師に憧れた人も多いと聞く。三島の『青の時代』は、この『白昼の死角』と全く同じ人物・事件(光クラブ事件http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/hikari.htm)をモチーフに描いた作品。木更津のある病院(医院)の四男(東大法学部学生)が親に貰った大金を詐欺で失ったことを契機に、今度は自分で闇金融会社を設立するが、物価統制令、銀行法違反に問われ挫折し、債務整理の結果、最後の300万円が工面できず自殺に追い込まれる。 

《青の時代》小松江里子 

ゲームセンターが何者かに襲われた。被害金額は200万円、店主は怪我を負って入院した。警察は、前々から非行を繰り返していた安積リュウを逮捕。しかし弁護士の榛名圭一は、リュウの無実を信じた。榛名の信頼と恋人・茜の愛で、更生の道を歩み始めるリュウだが・・・堂本剛主演の傑作ドラマ、ノベライズ版。 

《青の時代-伊集院大介の薔薇  

今から25年前、学園紛争の終わった西北大ではカリスマ演出家率いる小劇団「ペガサス」が人気を集めていた。才能あふれる新人女優・恵麻の周りで起こる不可解な連続殺人に名探偵のタマゴ・伊集院青年が挑む。学園紛争が終わった73年、大学生の伊集院大介が人気女優を狙う殺人鬼と対決する。