《青山邦彦さん》
1965年6月15日、東京で生まれる。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了後の1991年に建築設計事務所に入社。1995年に独立し絵本を描きはじめる。同年『ピエロのまち』で第17回講談社絵本新人賞佳作受賞。おもな作品に『こびとのまち』『おんがくのまち』『ねじまき鳩がとぶ』(いずれもパロル舎)『ぼくたちのまちづくり全4冊』(福川裕一氏との共著・岩波書店)など。『ぼくたちのまちづくりで』で日本都市計画学会石川賞を受賞。
「ねじまき鳩がとぶ」という絵本、私たちが子どもの頃、「ぜんまい仕掛け」のブリキのおもちゃが多くあり、キリキリ巻いてグルグルまわる世界に没頭したことを思い出す。
《ゼンマイ》
ワラビと並んで山菜の代表です。ゼンマイはゼニマキがなまってゼンマイと呼ばれるようになったと言われています。ゼニマキ(銭巻)は綿毛をかぶった春先の若芽が渦巻きの形をしていて昔のお金である銭に似ているからであるそうです。でも、銭舞が元の名前だとも言われています。時計のバネ、ぜんまいはこのゼンマイの形から呼ばれるようになったと言われています。