イタリア語でトリは3を意味しコロールは色を意味する言葉です。トリコロール配色とは3色配色のこと。イタリア、フランスでは、ともに3色配色や3色の国旗をこうよびます。ですから意味自体は単に「3色配色」ということです。しかし、国旗の配色では、フランスやイタリアの国旗などの配色を意味する言葉としても使われます。しかし、一般にフランス国旗の3色配色を指す言葉として使われることが多いものです。英語では、「トライカラー」(Tricolor)といいます。トリコロールと読めないこともないです。青は「自由」白は「平等」赤は「博愛」と言われますが色そのものに意味づけがされているというわけではなく三色だから三つの意味を象徴と言うことらしい。1789年7月15日国民軍司令官にラファイエットが任命されたときに彼はパリ市の色である赤と青の間にブルボン家の色である白をはさんだ3色を国民軍の帽章に採用したのが始まりで国王と人民の結びつきを表す配色が歓迎されたという事です。現在の形の三色旗が国旗として誕生したのは1794年その前は赤白青と言う順序のときもあったらしい。1814~30年の王政復古時代には使用中止にされてしまったというが、その後7月革命でルイ・フィリップが即位してから再び国旗として復活し現在まで続いていると言う。3色の起源としては「オランダの三色旗の影響があった」とか、青は「フランク王クロービス一世がつかった聖マルタンのマンとの色」とか、赤は「12世紀頃からフランス王家でつかった<オリフランム>に由来している」とか、白は「ジャンヌダルクの旗に由来している」などの説があります。