BLUE(2)これは初版本です。カバー装丁は村上龍さん本人が手がけた、リリーの横顔。村上さんはムサ美の基礎デザイン学科。聞くところによると“限りなく透明に近いブルー”は大学の課題で本の装丁デザインがあり、どうせならと中身も書いて、せっかくだからと応募したら賞をとってしまったということです。この本の装丁の課題は毎年やらされるそうです。テーマもいつも同じで「私の歴史」だそうです。ということは“限りなく透明に近いブルー”は、村上さんの「私の歴史」ということになります。