芥川喜好「地域を照らすかがり火」 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
以前のブログで少しふれた雑誌「かがり火」。

ほぼ1年前になるが、
この「かがり火」について、
読売新聞編集委員の芥川喜好さんが
とてもよい記事を書かれているので、
ここで紹介しておきたい。

芥川喜好「地域を照らすかがり火」
(読売新聞2014年10月25日)

「売れる売れないにかかわらず
 黙々と自分の役割を果たしている人が
 世の中にはいる。
 話題になることなど眼中になく、
 こつこつ努力を続けている人がいる」

と「かがり火」発行人の菅原さんは言う。

「かがり火」は、
そんな無名の人々に光を当てる。

彼らの営みこそが、
哲学者・内山節氏の言う
「魂が帰りたがっている場所」
を守り続けているのだと思う。

「『地方』を語るならこの誌面ぐらいは
 目を通しておけと言いたい雑誌です」

という芥川氏の言葉は、
決して誇張などではないだろう。

読むと心があったかくなって、
不思議と希望がむくむくと湧いてくる
不思議な雑誌「かがり火」。

一人でも多くの人に
読んでほしい雑誌である。

……などと言いながら、
年間購読料の振り込みを
三か月も忘れていたのはこのぼくです。

スミマセンでした(笑)

「かがり火」
http://www.kagaribi.co.jp/


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