打てば響く人に | 塾 岩出・紀の川で学習塾・進学塾をお探しのあなたへ

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■2023年度合格実績■
桐蔭5名向陽2名開智7名信愛3名那賀7名粉河5名北1名笠田1名市和1名羽衣1名近泉1名初橋8名浪商1名和高専1名
和歌山大1名立命館大1名関西大1名関西外大1名宝塚医療1名和県看1名野上1名
和大附中1名近大和中2名奈良智辯1名



国公立大学前期試験を終え、
今年の高校3年生の受験が
ひとまず完了しました。



みんな、お疲れ様です。

あとは祈るのみです。

残るは私立、国公立大の合格発表と、
公立高校の入試です。



結論から申しますと、
今年の高3生の世代は、
まなびやでは過去最高の
成績を残し、
人間的にも成長した子たち
だったように感じます。

(野球でいうところの松坂世代
とでもいうのでしょうか)




30年近くこの仕事をしていますが、
もちろん、
どの年の受験生も重みは同じです。






ただ、この世代は、とっても
思い入れが特に深い世代で
あったことは確かです。





そして感慨深いものが
あります。




なぜなら、ちょうど3年前、
中学3年生、
緊急事態宣言などで、
多くの学校行事が縮小、中止
された学年でした。



もちろん、うちの子たちに限らず、
日本中、いや世界中で、
誰もが辛い思いをしたことでしょう。



その中でも、
当時は、本当に失望の淵に
落とされていた子は
多かったことでしょう。




だからでしょうか。
今できることを
この子たちにしてやりたいと
あのとき、決意しました。





たとえどのような状況下でも
今できることに全力を尽くす。





それだけは、伝えたかったのです。






6月に学校生活が再スタートしたとき、
「心・体力・学力」をピカピカに
磨いて、トップギアでスタートできる
ように。




私達がやったこと。


◆毎日の朝礼・グッド&ニュー




まずは、「早寝、早起き、朝ごはん」

生活のリズムを整えるため、
毎朝9時に、「オンラインまなびや」に
集合です。

朝礼をしました。
ただ、ありきたりのそれではなく、

「グッド&ニュー」という手法です。

荒れた学校を立て直すため、
毎朝、自分にとって「何か新しい発見」
「自分にとって良かったこと」を
発表します。

これを毎日続けることで、
子供たちは、「新しいこと」
「良かったこと」を
みつけようとします。

ものの見方、考え方が前向きに
なっていきます。

実際、子どもたちは、落ち込んでいたのですが
みるみる前向き思考に変わっていきましきた。





◆オンラインレッスン
9時から15時まで。

前学年までの総復習と、
本来、進んでいるはずの
履修単元をガンガン進みました。






◆オンライン筋トレ



「筋トレは裏切らない」


ずっと家の中にいると、

身体が鈍ってしまいます。


毎日続けることが、大切です。



◆オンライン生徒面談
各自の目標設定・実行

子供たちの心のケアをしました。

不思議なものですが、
日頃教室では、無口で
なかなか口を開いてくれないような子も
オンラインで、1対1だと、
めちゃくちゃしゃべって
くれました。



◆愛の交換日誌







日記ではなく、日誌です。


最近では、大谷翔平選手で話題になった、

「マンダラチャート」

「目標設定シート」を


20年以上前から、実践、普及に

努めていらしたのが、

カリスマ先生と言われた原田先生です。


当時よりずっと師事しており、


活用させていただいてました。


かつて勤めていた職場でも、

社員研修、組織改革のために

あの81マスのマンダラチャートを

活用していたときもありました。



内容は、

毎日やることリスト

(夜にできた、できてないと仕分け)


明日の学習予定

(やったら赤線で消し込む)


今日をもしやり直すとしたら?


今日の良かったこと3つ


スーさんへ


これらを毎日書くことで、

子供たちの「心」が強くなりました。




◆感謝のハガキを書く



たくさんの気づきを子供たちから

もらいました。




◆子供の日のお祝い




塾長が日頃仲良くさせていただいている

「三八波」さんのプリンと


「魚菜八風」さんの太巻きを


子供たち、ご近所の方々に

振る舞いました。


みんな、とっても

喜んでくれてましたね。




◆オンライン講演会開催
(2020年度開催分)




小林さやか氏(元ビリギャルさん)







坪田信貴氏(ビリギャル著者)




西野亮廣氏(お笑い芸人・絵本作家)




岩田松雄氏(元スタバCEO)




竹内英人氏(フォレスタゴールド著者)他

そして



オンライン「自分発見ゼミ」では
19人(組)の「大人先生」方に
登場していただき、
熱い半生を子どもたちに
語っていただきました。



AI、映像教材、テキスト
個別、自立、等々
どんな形態で、どんなスタイルで
指導するのかが、話題に
なっている昨今。

実は、そうした「ノウハウ」よりも
「ノウホワイ」を
より大切にしてきました。

「何のために」というものです。

そして何を言うより
誰が言うです。

ダイヤモンドを磨くのは
ダイヤモンド

古くから人を磨くのは
人でしかないと言われてきました。



たくさんの凄い、活躍している
本当の意味でカッコいい大人の
生き様は、
最高の教科書だったようです。




まったく理不尽な、不条理な
時代を過ごしたこの世代の子たちが、

がんばりを見せてくれました。




それ以上に、私はこう彼らに
伝えました。

「キミたちは、確かに頑張ってきた。
でも、それはキミたちのためであって、
そうではない。




6月から学校が始まる。
まだまだ、うまくスタートできない
同級生、後輩たちがいると思う。




集団で感染してしまい、
学校休校にしてしまった
先生方も、
引け目を感じてるかもしれません。





キミたちは、生徒会長、キャプテン、
リーダーです。
だから、こう言ってあげてください。



『私達は、最悪の時代だった
かもしれません。
最後の大会も修学旅行もなくなりました。

確かに落ち込みました。

でも、休校期間、休まず、できることを
尽くしてきました。

これからも残りの学校生活を
最高のものにしたいと思います。
先生方もよろしく!』





がんばれる人は、がんばって
みんなをひっぱっていく責務が
あるんだよ、と。

そうした彼ら、彼女らは、
本当に打てば響く人に
育ってくれました。





これからもますます
成長していくことでしょう。

そして、あの時
子供たちのためにひと肌ぬいで
力を貸して下さったみなさん
色々な有形無形のサポートを
してくださった方々
子供たちを見守って下さった
親御さん方には
この場を借りて御礼申しあげます。
本当に
ありがとうございました。

彼らは、「あのときがあったから」
と、新たなステージへ
巣立っていきます。



また今年も、新しいお問い合わせを
いただいています。


例年以上に、中学受験を終え、
新たな環境でがんばりたい
という相談が続々届いています。


また、なにかお役に立てたら
幸いです。


まなびや代表
須山忠彦