OGの結婚式 | 塾 岩出・紀の川で学習塾・進学塾をお探しのあなたへ

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■2023年度合格実績■
桐蔭5名向陽2名開智7名信愛3名那賀7名粉河5名北1名笠田1名市和1名羽衣1名近泉1名初橋8名浪商1名和高専1名
和歌山大1名立命館大1名関西大1名関西外大1名宝塚医療1名和県看1名野上1名
和大附中1名近大和中2名奈良智辯1名


朝は9:30から教室は
オープンして子どもたちがやってきました。

この土日もとってもタイトでした。





まず、県立中学受験。
適性検査と面接。

とにかく、がんばってきて欲しい。
自分の力を発揮してきて欲しい。
それだけです。
大丈夫。

その土日も、教室は稼働しています。

中2生の「和歌山全県模試」
(志望校判定模試)、
私立高校受験対策、
私立大学受験対策、
国公立大学二次にむけての
出願面談、および対策、
中3生の学年末対策、

そこに通常授業と
新入塾説明会、懇談、を
ねじこんでいます。

9:30から17:00の予定でした。

でも、子供たちから
「スーさん、10時まであけて~」と
言われてしまうと、
ついつい
「お、おお、いいよ」と。
ただ、ごめんなさい、
ちょっとだけ、他の先生方に
代わってもらいました。



その子は、地元の中学校の元気で
明るい中学生女子でした。

女子バスケ部に所属していて、
とっても明るくて、性格も良い、
そんな女の子でした。

言うことないですよね。
ただ、ちょっと困ったこともありまして。

宿題をやってこないんです。
とほほ。
ほとんど生徒を叱って泣かせたことのない
私が、泣かせた生徒のうちの1人なんです。
その子。
そのことをご家庭にも伝えなきゃいけなくて。

その度にお母さんも、
「本当に親の育て方が悪く
すいません、すいません」と
いつも謝られていたのが
今も忘れられません。

私と同じ、母子家庭で
お母さんもお仕事がお忙しくて、
でも、がんばっていつも塾に
送り迎えもしてくださっていました。
なんとか地元の高校に進学。
大学から地元の銀行に入行します。

「まなびやゴルフ部」の部員でもあるんです。
あ、でも、私はいまだかつて
1度も参加したことないのですけどね。

OB,OGたちが、勝手に
楽しそうに集まっては
ゴルフをしているそうです。
いつか、まぜて欲しいと思っています。

その子の結婚式だったんです。
昨日。




実は、私の夢のひとつが
「ウエディングプランナー」だったんです。
もし、他の仕事をしていて
なりたい仕事は?と聞かれたら
いつもこう答えています。

なんか良くないですか?

もちろん、ウエディング業界のことも
良く知っています。

でも、やはり
一番、花嫁さんが輝いていて、
新郎新婦の友人、知り合い、親戚の
ベスト50とベスト50が集まって、
お祝いするなんて・・・

こんなことに関われるご仕事、
なんて素敵なんだろうって、
今でも思っています。

それはそれはとっても綺麗でした。

そして、幸せそうに見えました。



1つのテーブルは、「塾メン(塾のメンバー)」
なんです。

(ホントは素敵な笑顔たちをお見せしたい

のですが)


そんなことあります?
そんな嬉しい事あります?
普通は、学校の同級生、仕事場の同僚
ですよね。

実は、
私の仕事の「成功」の定義ってあるんです。


よく、経営者の集まりとか、
塾長同士であつまると
こんな話になります。



たいていは、
「いい車買いたい」
とか
「おっきな家を建てたい」
とか、
「海外旅行したい」
とか、
「ハワイに別荘を持ちたい」
「豪華客船で世界一周旅行をしたい」
なんです。


それは、それでご本人の目標なので
全然良いし、否定しないのです。

ただ、私は?と聞かれると・・・

「関わった子供たちの幸せ、かな」

するとみんなに
「えええ、カッコつけすぎ!!」
とか
「まじで!!スーさんらしいわ」
とか、
いろいろ茶化されるんですね。
でも、
これは、決してかっこつけてるわけでも
なんでもないんですね。

ただ、本当に、
こうやって
お母さんが、娘のベールをさげる
その瞬間を見ると、
もう、今までの想い出が、
陳腐なたとえですが、
走馬燈のように思い出されて、
もう、涙が止まらないんです。

「あのとき、いつも宿題せんかった子が」
「お母さんが、いつも謝ってくれてたよなあ」

でも、そんなときにいつも私は
こう言うんです。
「大丈夫やで、お母さん。
確かに、宿題はちょっと忘れることもあるけど、
この子は、こんなに良いとこいっぱいあるし、
なにより、お母さんの子やんか。
お母さんが一所懸命に働いてくれて
いることを、
その背中をちゃんと見てるよ」
そして、10何年の時を経て、
そのお母さんが、その娘の背中を押して、
新郎さんに嫁いでいく瞬間。
私は、涙しか見えなくて。
そして、こう思うんです。
こんな幸せな仕事をさせてもらって
本当にありがとうって。
休みもないし、ゆっくりする間もないけど、
休むのは10年後でいいかなって。

今日は日曜日なので
とりとめもない
日記みたいに書いてみました。

それと、お母さん方へのエールでしょうか。

「いつか、こんな日が来ますよ!」
っていう。