自分のストーリーを作ろう | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。


こんにちは、学びスタジオの奥川えつひろです。


"面白い"に囲まれて過ごすこと、


面白いお母さん

面白いお父さん

面白い兄弟姉妹

面白い友だち

面白い先生

面白い本や絵本

面白い……


毎日が楽しいですね。


また、

子どもたちは、YouTubeやゲームにハマります。

これは、なぜでしょうか。


❤︎YouTubeやゲームに、なぜハマる


YouTube見ていて、ゲームをしていて、

時間を忘れて夢中になります。


しかし、

このYouTubeやゲームのような

"簡単に手に入る面白いモノは、

見る人のためになることもありますが、

その多くは、

見る人のために作られたものではありません。


面白いモノを作り出すプロの人たちが、

見る人、する人の貴重なお金や時間を、

自分たちの利益に変換するために作られたものです。


だから、子どもたちは、どんどんハマってしまうのです。


❤︎小さな子どもは、"自分が"、やりたがり


小さな子どもは、

たとえば、カルタ遊びをするとき、

目の前で、カードが並べられるのをじっと見てられません。

"自分が"カードを触り、並べたがります。


小さい子どもは、

好奇心の塊、それも、自分でやりたがります。


❤︎やる気を潰すもの


何でもやりたい中に、

YouTubeを見ることやゲームをすることが入ってくると、


いつの間にか、

その楽しませる魅力的で刺激的な映像に、

引き込まれハマってしまい、

それらに、ドンドン時間が奪われます。


そうなると、

他のことをする時間がなくなります。

結果的に、

やる気を潰すことになってしまいます。


❤︎作ることを教える


作られたものをただ楽しむということは、

それに引き込まれる危険性がはらんでいます。


だから、

子どもに、

"作る"という感覚を教えてあげたいと思います。


ただ見て楽しむだけではなく、

「これは、

どのように作られているんだろう

さらに、

どのような思いから作られているんだろう」

と、作る側の視点から、見るようにします。


❤︎物語を作る


例えば、

楽しいストーリーを読んだら、

自分の経験と重ね合わせて、

別のストーリーを作ってみる。


いくつかの言葉を覚えたら、

それらの言葉をつなぎ合わせて、

ストーリーを作ってみる。


算数や数学の内容を理解したら、

問題を真似て、自分で問題ストーリーを作ってみる。


吸収したものを、

自分のストーリーにしてしまいます。


❤︎まとめ。自分で作ったものは大切にする


楽しく感じられるのは、

自分の思いを聞いてもらえて、

それに応えてくれる人がいるからです。


そして、

いろいろことを知って、

その知ったことをストーリーにして、聞いてもらう。

そのストーリーについて、

家族で話し合ったりしたら、

本当に楽しくてしかたないと思います。


そして、自分で作ったストーリーを大切にするでしょう。

その積み重ねが、

本当に楽しく生きることではないでしょうか。




東大阪新聞のインタビュー「子どもの好奇心を育てる」