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今日３月１３日の誕生花は、イカリソウです。
花姿が、船のいかりを引き上げているような形をしています。
花言葉は、"旅立ち"です。
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この時期は、旅立ちの時期ですね。
学校を卒業し、就職する。
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就職は、大人への一歩です。
だからといって、急に大人になるわけではありませんね。
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仕事をする中で、いろいろな経験をして、大人らしくなっていくんですね。
そして、自立した自分の仕事を確立していくんですね。
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親になり子育てをすることを親業といいますが、親になることも同じですね。
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そんな話をしてみます。
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❤︎親になれない親たち
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子どもの成長にとって大きな影響を与えるものは”家庭”です。
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子どもが成長する過程で、
親と温かくふれあい、
親から教育やしつけを受け、
豊かで思いやりのあるやさしい人間性を育み、
善悪の判断、
マナーや常識、
身辺生活の知識や技術など
を身につけることができるかどうかは、家庭での"親の教育力"にかかっています。
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人間が子どもの"親になること"は、それは大きな厳しい責任と役割を背負うことになります。
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しかし、
昨今のニュースで、
コロナ禍で実の親による幼児の虐待の増加、
育児放棄、
自他の命を大切にしない子ども、
感情のコントロールのできず我慢が苦手な子どもの増加など、
家庭における"親の教育力"の低下は深刻化しています。
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これは、
"親になれない親"が増えていることではないでしょうか。
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物理的に出産し親になることはできても、精神的に成熟した"大人の親"になることは難しいですね。
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だから、
❤”共育”
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子どもをもったその日から、子どもと一緒に親も学びながら、ともに育ちあい、発達し大人の親になる"共育"努力が欠かせないと思います。
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❤︎育児のゴールは子ども自立
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育児の最終ゴールは自立てす。
親がいなくても１人で自立し子どもが生きることができるようにすることです。
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最終的には働き、収入を得て、経済的にも親から自立し、子どもが自分の人生を歩むことができるようにすることが育児の目的ですし、育児の社会的役割です。
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子どもを自立させる過程は、同時にまた親の子どもからの自立の過程でもあると思います。
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子どもは成長に伴い、時間的にも物理的にも次第に親から離れ、生活するようになります。
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親子の距離が出てくるにしたがって、精神的にも自然に親子は離れていかなければなりません。
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しかし、
最近では少子化のなか、親が先まわりして細かく子どもの世話をし、子どもが大きくなっても親子が互いに依存していつまでも離れられないような状態が見うけられます。
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❤︎まとめ。"子どもの自立"を支えるのは"親の自立"
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育児のゴールは、"親子の自立"です。
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そのためには、
子どもの成長に伴い距離をとり、
離れていく子どもの後ろ姿を見送ることができ、
子どもが離れたら、親から近づいていかない、
そんな親でなければなりません。
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子どもの自立を心から悦べる親になってほしいと思います。
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