❤︎依存と自立を行き来する子どもの心
.
赤ちゃんは誕生した瞬間から、生活の全てをママ・パパに"依存"して生きています。
やがて成長とともに、依存から、少しずつ"自立"していきます。
.
行動が自立していく様子は分かりやすいのですが、心の自立は目に見えないので、分かりにくいです。
❤︎子どもを自立へ向かう中で必要な甘え
.
赤ちゃんは、ママに"依存"して生きています。
ママに依存している状況は、子どもの心を"安心"させるとともに、ママに"甘え"ている状態です。
.
子どもはこの"安心"と"甘え"の中で成長していき、しだいに別の気持ちが芽生え始めます。
ママに依存していることは安心ではあるけれど、そこには「自分の思い通りにできない」という"不自由"を感じ始めるます。
.
身体が成長し、行動も自立し始めると、身の回りのモノに興味や関心を持ち、それらに触れようとしたり、自由に動きまわりたくなります。
.
そうすると、子どもはママから離れ、何でも自分でやってみたくなります。"意欲"が芽生えてきます。
.
ママから見れば、まだまだ一人ではできないのに、「自分でする!」と言って、ママの援助を断る時期があります。
ママの言うことに何でも「イヤイヤ!」と反抗し、"自由"を手に入れようと、"自立"の第一歩を踏み出します。
.
❤︎自立したい、でも不安
.
そしてこの"自立"の世界で"自由"を感じていた子どもは、やがてまた別の気持ちを抱きます。それは、"不安"です。一人でできると思っていたことができなかったり、今までいつも傍にいたお母さんから離れていることに、寂しさを感じたりし始めます。
.
すると子どもは以前、親に依存していた世界に戻ってきたくなります。それが"甘え"です。そして充分に親に甘え、安心すると、また不自由感を抱き、自立しようとするのです。
.
❤︎子どもの心は行ったり来たりしてに自立していく
.
このように、子どもの心は"安心"と"不安"、"依存"と"自立"の気持ちを行ったり来たりしながら、少しずつ成長し自立していきます。
.
子どもが甘えてきた時に、もし「いつまでも甘えちゃダメ!」と言って、突き放してしまうと、子どもは「一旦、ママから離れると二度と受け入れてもらえない」と感じ、いつまでも自立しようとしなくなります。
しっかり甘えさせてあげることが大切です。そうすることによって子どもの心は行ったり来たりを上向きに描くように、ドンドン自立していきます。
.
❤︎"甘え"と"甘やかし"
.
では「子どもの甘えの要求を、全てママは聞き入れればよいのでしょうか」というと、そうではありません。"甘え"は子どもを成長させますが、"甘やかし"は子どもの自立を妨げ、将来ダメにしてしまいます。
.
❤︎物的要求と精神的要求を区別する
.
物質的欲求を全て受け入れるのは甘やかしすぎでダメです。
子どもが、お菓子やおもちゃなどを「買って、買って!」と言ってくる時のような物質的要求、これらを全て聞き入れるのは"甘やかし"です。
.
このようなときは、「今日は買わないって約束したでしょう」と事前に交わした約束を確認したり、「お誕生日に買ってあげるわね」と新しい約束をすることで、節度を持って対応します。
.
それに対して精神的要求とは、「かまってほしい」とママの膝の上に座るなどスキンシップを求めてきたり、「お話し聞いて」と言ってきた時です。これは"自立に必要な甘え"になります。
.
❤︎親の都合か子どもの都合かを見分ける
.
子どもがひとりで何かをしようとしているとき、時間がかかるからとか失敗するといけないからと、親が横から「ママが、してあげるわ」とサッとしてしまうなど、ママが子どもの行動に口を挟み、代わりにしてしまうことは親の都合の"自立を阻む甘やかし"です。
.
これに対して、今まで一人でできていたのに、急に「ママ、して~」と言ってきたときは、子どもの都合の"自立に必要な甘え"になります。この時、子どもは何かしらの"不安"や"寂しさ"などを感じているので、「一人でできるでしょう」と言わず、手伝ってあげます。
.
つまり"甘やかし"は親の都合で親から子どもに働きかける場合で、"甘え"は子どもから親に働きかける場合です。
.
❤︎甘えさせるのは何歳まで
.
個人差はありますが、
9歳や10歳は、自己中心から他者の視点を持てるようなり、自立的な人間形成を達成する時期です。
.
子どもは心が自立していくと、自然にママから離れ、甘えて来なくなります。
.
❤︎学びも自立を
.
わたしの塾では、"自分のペースで"読んで、考えて、調べて、理解していく"自読考"のプロセスを大切にしています。
.
わからないと、不安になると思いますが、そのわからないことを"自分で"どのように解決していくかを指導しています。自分でできるようになると、学ぶことが楽しくなってきます。
.
子どもたちに、一生の支えになる自立した学習姿勢を身につけてほしいと思っています。
赤ちゃんは誕生した瞬間から、生活の全てをママ・パパに"依存"して生きています。
やがて成長とともに、依存から、少しずつ"自立"していきます。
.
行動が自立していく様子は分かりやすいのですが、心の自立は目に見えないので、分かりにくいです。
❤︎子どもを自立へ向かう中で必要な甘え
.
赤ちゃんは、ママに"依存"して生きています。
ママに依存している状況は、子どもの心を"安心"させるとともに、ママに"甘え"ている状態です。
.
子どもはこの"安心"と"甘え"の中で成長していき、しだいに別の気持ちが芽生え始めます。
ママに依存していることは安心ではあるけれど、そこには「自分の思い通りにできない」という"不自由"を感じ始めるます。
.
身体が成長し、行動も自立し始めると、身の回りのモノに興味や関心を持ち、それらに触れようとしたり、自由に動きまわりたくなります。
.
そうすると、子どもはママから離れ、何でも自分でやってみたくなります。"意欲"が芽生えてきます。
.
ママから見れば、まだまだ一人ではできないのに、「自分でする!」と言って、ママの援助を断る時期があります。
ママの言うことに何でも「イヤイヤ!」と反抗し、"自由"を手に入れようと、"自立"の第一歩を踏み出します。
.
❤︎自立したい、でも不安
.
そしてこの"自立"の世界で"自由"を感じていた子どもは、やがてまた別の気持ちを抱きます。それは、"不安"です。一人でできると思っていたことができなかったり、今までいつも傍にいたお母さんから離れていることに、寂しさを感じたりし始めます。
.
すると子どもは以前、親に依存していた世界に戻ってきたくなります。それが"甘え"です。そして充分に親に甘え、安心すると、また不自由感を抱き、自立しようとするのです。
.
❤︎子どもの心は行ったり来たりしてに自立していく
.
このように、子どもの心は"安心"と"不安"、"依存"と"自立"の気持ちを行ったり来たりしながら、少しずつ成長し自立していきます。
.
子どもが甘えてきた時に、もし「いつまでも甘えちゃダメ!」と言って、突き放してしまうと、子どもは「一旦、ママから離れると二度と受け入れてもらえない」と感じ、いつまでも自立しようとしなくなります。
しっかり甘えさせてあげることが大切です。そうすることによって子どもの心は行ったり来たりを上向きに描くように、ドンドン自立していきます。
.
❤︎"甘え"と"甘やかし"
.
では「子どもの甘えの要求を、全てママは聞き入れればよいのでしょうか」というと、そうではありません。"甘え"は子どもを成長させますが、"甘やかし"は子どもの自立を妨げ、将来ダメにしてしまいます。
.
❤︎物的要求と精神的要求を区別する
.
物質的欲求を全て受け入れるのは甘やかしすぎでダメです。
子どもが、お菓子やおもちゃなどを「買って、買って!」と言ってくる時のような物質的要求、これらを全て聞き入れるのは"甘やかし"です。
.
このようなときは、「今日は買わないって約束したでしょう」と事前に交わした約束を確認したり、「お誕生日に買ってあげるわね」と新しい約束をすることで、節度を持って対応します。
.
それに対して精神的要求とは、「かまってほしい」とママの膝の上に座るなどスキンシップを求めてきたり、「お話し聞いて」と言ってきた時です。これは"自立に必要な甘え"になります。
.
❤︎親の都合か子どもの都合かを見分ける
.
子どもがひとりで何かをしようとしているとき、時間がかかるからとか失敗するといけないからと、親が横から「ママが、してあげるわ」とサッとしてしまうなど、ママが子どもの行動に口を挟み、代わりにしてしまうことは親の都合の"自立を阻む甘やかし"です。
.
これに対して、今まで一人でできていたのに、急に「ママ、して~」と言ってきたときは、子どもの都合の"自立に必要な甘え"になります。この時、子どもは何かしらの"不安"や"寂しさ"などを感じているので、「一人でできるでしょう」と言わず、手伝ってあげます。
.
つまり"甘やかし"は親の都合で親から子どもに働きかける場合で、"甘え"は子どもから親に働きかける場合です。
.
❤︎甘えさせるのは何歳まで
.
個人差はありますが、
9歳や10歳は、自己中心から他者の視点を持てるようなり、自立的な人間形成を達成する時期です。
.
子どもは心が自立していくと、自然にママから離れ、甘えて来なくなります。
.
❤︎学びも自立を
.
わたしの塾では、"自分のペースで"読んで、考えて、調べて、理解していく"自読考"のプロセスを大切にしています。
.
わからないと、不安になると思いますが、そのわからないことを"自分で"どのように解決していくかを指導しています。自分でできるようになると、学ぶことが楽しくなってきます。
.
子どもたちに、一生の支えになる自立した学習姿勢を身につけてほしいと思っています。