.
❤︎日本語と英語の共有する部分は多い。
日本語で考えて伝える力を育む事が
英語習得には欠かせない強みになる。
.
カミンズ(カナダの言語学者・バイリンガルについての研究の第一人者)は、「二つ以上の言語を習得した場合、表記の仕方などが違っていても、思考と関係が深い部分は共有している」と述べています。
.
.
2つの言語を氷山にたとえ、青い点線を海面とし、目に見える海面上には、水色部分の日本語、黄色の英語それぞれの日常言語能力が独立して現れます。
しかし、海面下を見ると、学習言語能力は、日本語と英語共に共有する部分が多くあることを示しています。
.
これは、日本語と英語それぞれの特有の部分(文法や音声、語彙、文字)など、表に現れる部分においては異なっていても、両言語には、認知、思考能力に関わる部分でお互いに共有する部分がある事を表しています。
.
❤︎母語で育まれた思考は英語習得にも生かされる
.
日本の子どもは、日本語を土台にして英語を習得していくので、母語を通して育まれた思考は、英語習得にも生かされるという事になります。
たとえば、日本語の作文が得意な子は、英作文も得意な事が多いのは、このためです。
.
また、相互に依存しているのですから、逆もまたあり得ます。英語で学んだ思考や認知能力は、日本語にも生かされるのです。
たとえば、英語ではっきり意思表示や意見を述べられた事が、日本語でのコミュニーケーションにも影響し、日本語でも発信力のあるポジティブさが育まれます。
.
❤︎大切な事は、母語を土台にして習得していく第二言語という位置づけをしっかり認識しておく
.
小さい時に、
2つの言語を氷山にたとえ、青い点線を海面とし、目に見える海面上には、水色部分の日本語、黄色の英語それぞれの日常言語能力が独立して現れます。
しかし、海面下を見ると、学習言語能力は、日本語と英語共に共有する部分が多くあることを示しています。
.
これは、日本語と英語それぞれの特有の部分(文法や音声、語彙、文字)など、表に現れる部分においては異なっていても、両言語には、認知、思考能力に関わる部分でお互いに共有する部分がある事を表しています。
.
❤︎母語で育まれた思考は英語習得にも生かされる
.
日本の子どもは、日本語を土台にして英語を習得していくので、母語を通して育まれた思考は、英語習得にも生かされるという事になります。
たとえば、日本語の作文が得意な子は、英作文も得意な事が多いのは、このためです。
.
また、相互に依存しているのですから、逆もまたあり得ます。英語で学んだ思考や認知能力は、日本語にも生かされるのです。
たとえば、英語ではっきり意思表示や意見を述べられた事が、日本語でのコミュニーケーションにも影響し、日本語でも発信力のあるポジティブさが育まれます。
.
❤︎大切な事は、母語を土台にして習得していく第二言語という位置づけをしっかり認識しておく
.
小さい時に、
日本語で話すこと、聞くこと、読むことをいっぱい体験し、
自分の気持ちや意見を日本語で考えて伝えられる力を育む事が、
英語習得には欠かせない強みになるということです。
.
だからこそ、
.
だからこそ、
わたしは、子どもたちに、母語として国語をしっかり学び、日本語のよさを知り、読解力を身につけていってほしいと思っています!