教えることは、二度学ぶこと。 | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

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❤️教えることを習慣化する

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「自分が学んだことを誰かに教えなければならない」と自覚すると、新しい情報を吸収する能力が高くなります。

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子どもも人に教えることを習慣にすれば、学習効率がアップし、知識が定着していきます。

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また、人に教えることによって、混乱している部分、忘れていたことが、あっというまに明らかになります。

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❤️教えることを習慣化するには

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子どもにうまく教えてもらうにはどうすればよいでしょうか?

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📌子どもに質問する

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「これってどうやって解くの?」と聞いてみます。答えを聞いても、ちょっとわからないふりをして、さらにくわしく質問してみるのも効果的です。

なぜそうなのかが説明できているかどうかに注意しながら、質問を重ねていきます。

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📌間違っていても指摘しない

子どもの説明が間違っていることもあるでしょう。しかしそこで説明をさえぎって、ママ・パパ学力が教える側にまわっては意味がありません。

子どもの指示にそのまましたがって、つまずいたところで「これで合ってるかなぁ?」などと質問してみます。

子どもはそこで間違いに気づくと、自分で解決しようとします。できるだけ手を貸さず、自分で考えさせるようにします。

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📌感謝を伝える

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子どもに教えてもらった後には「よくわかった。わかりやすく教えてくれてありがとう」と感謝を伝えます。これは子どもにとっては「ママ・パパの役に立てた」という成功体験になります。

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脳は一度この快感を得ると、同じ状況を再現しようとし、子どもは「また教えてあげたい」と思えるようになります。

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❤️まとめ

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学んだことを教えることは、

二度学ぶことになります。

学びの中に教えるという心構えが習慣化することは、学びに深みをもたらします。

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私は聞き役になって、子どもが学んだことを教えてもらっています。

ひょっとしたら、子どもにとって、"学んだことを教える"ことって、"先生になった気がして、一番うれしい"ことかもしれませんね❣️