市原市「マナビオ」のブログ -46ページ目

市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


アートキャラバン2016「手形の花をさかせよう」▼

 キットパスアートキャラバン2016「手形の花をさかせよう」


 大きな布に手形を押して、2020年開催の東京オリンピックまでに叶えたいことを書きましょう。参加すると、専用用紙(1人1枚)手形を押したものをお持ち帰りできます。


体験日時:

7/30(土), 31(日)の10:00-15:00、

8/1(月)13:00-15:00


 特に予約はいりませんが、事前連絡いただいた方を優先します。info@manabio.jp 宛メールにて、日時と人数をお知らせ下さい。


ポンポン船を作ろう!

 アニメ映画「崖の上ポニョ」にも出てきた、ろうそくで動くかわいい船を作ります。いったい、どのような原理で、船は進むのでしょうか?


 マナビオ特製の小型水路で走らせみましょう!


料金:1,500円(税込)


8/4(木)13:30-15:00の予約はこちら

8/24(水)10:30-12:00の予約はこちら


巻き絵ボックスを作ろう!

 2016年夏休み、手を使って考える口座Hands-on(ハンズオン)「巻き絵ボックスを作ろう」です。


 両手に持った箱を回すとつぎつぎ絵が出てきます。見本では右手の箱に月名、左手の箱に対応する和名月が出てきます。英語名で作ることもできます。自分で好きな絵を描くこともできます。


日時:2016/8/8(月)10:00-11:30

料金:1,500円(税込)


予約:http://coubic.com/manabio/370881


YouYube動画

光の進み方

 2枚の鏡を使った鏡像の実験です。直線に対して適切な角度で2枚の鏡を配置すると、正五角形を見ることができます。


 実験は正三角形から始まり、正方形、正五角形、正六角形と進みます。鏡像が見える仕組みを考えて、

「正七角形、正八角形は、どうやったら見るのか?」

を考えます。


 鏡の中は不思議な世界です。特に気に留めなければ、その場の偶然の景色が鏡像として見えるだけです。しかし、この実験を行うと、そこにルールがあることが分かります。そして、実験のしめくくりでは、鏡界のラスボス(?)万華鏡の鏡像を考えます。


 初級の実験ではありますが、鏡に映る像の説明には数学の力を借ります。そんな時、

「数学とは目に見える現象を説明し易いように考えられた"道具"なのだ。」

ということを改めて感じます。


宮殿建築

 I-Cubeというペントミノ型の平面パズルを使った「宮殿建築」という課題です。制限時間3分で、4隅に柱を立て、できるだけ高く屋根を持ち上げることがゴールです。


 見ているコーチも子ども達と一緒にドキドキ・ハラハラする課題です(笑)。真剣な表情ではありますが、極めて不安定な柱を立てるところを見ると、つい

「こうやった方が...」

と声をかけたくなります。しかし、グッとこらえています。


 この課題に取り組む多くの子ども達は、目の前にある2本の柱から立て始め、奥の柱を組み立てるのに苦労します。他にも解決すべき問題はいくつもあります。しかし、コーチが具体的対策や方法を説明することはありません。なぜなら、それらを考えることがアルゴクラブの大切な学びだからです。問題を乗り越えて、制限時間内に屋根をかけることができれば、とりあえず、それが「今日の正解」です。そして、次回は、

「もう1段高い宮殿ができないか?」

と子ども自身が考えるようになります。


 小さなつまづきを繰り返しながら学ぶことができるのは、子どもの学びの特徴です。宮殿建築の課題は、「大人の説明が、子どもの学びに必須ではない」ことを私達大人に示してくれています。