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3月17日 オアフ島トーマススクエアで
カメハメハ三世像へのレイドレーピングセレモニーが開催されます。
3月17日は
カメハメハ三世カウイケアオウリ王のお誕生日。
ですが
カメハメハ三世が生まれた時は
まだキリスト教が来訪していないため、
1813年8月11日生まれだという説があります。
王自身が、聖パトリックにちなんで
3月17日と制定したとか。
ハワイにキリスト教が入ってきたのが
1820年以降なので
それ以前の王族の生年月日は不明な事が多いです。
カメハメハ大王の生年月日なんて
全くわかっていませんから。
カウイケアオウリ王は
カメハメハ大王と聖妻ケオプオラニ王妃の子供で
仮死状態で生まれましたが、
預言者の預言通り息を吹き返し、
兄のカメハメハ二世リホリホ王が
ロンドンで客死してしまったために
10歳くらいの時に王位につきました。
それから
ハワイ王国最長の30年間統治。
長い治世にはいろいろありました。
三世はキリスト教徒の大反対を押し切り
古来通り
許嫁で妹のナヒエナエナ姫と結婚しており、
待望の王子は出産後数時間で亡くなり
その数ヶ月後ナヒエナエナ王妃も20〜21歳の若さで他界。
その後、カラマ王妃と結婚しました。
カメハメハ三世の妻としてはカラマ王妃が歴史に残りました。
左がカウイケアオウリ王子
右がナヒエナエナ姫
ハワイ王国としても
西洋の国々との関わりが難しくなっていた頃。
イギリス人の軍人が
ハワイ王国をイギリスの領土だとして
ハワイ旗を下ろし
三世をハワイ島に幽閉する事件が起きました。
結局、イギリス側は全く関与なし、ということで
トーマス司令官を派遣、
彼のおかげで一件落着。
ハワイ旗が上げられ
三世が広場でスピーチした一節、
Ua mau ke ea o ka ʻāina i ka pono.
は
ハワイのモットーとなり、
その後その広場は
トーマス司令官の名を冠した
トーマススクエアとなりました。
近年そこにカメハメハ三世像が建立され
ハワイ時間明日3月17日に
像にレイを掛ける
レィドレーピングセレモニーが催されます。
7月31日はハワイ旗の復活日で
その日もイベントあります。
カメハメハ三世カウイケアオウリ王の
おはなしでしたー！
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