すもも | ひめさくのつぶやき

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ファイターズファンです!

 

平成18年(2006年)8月上旬の早朝、アパートの前に車が停まったかと思ったら、ドアが開いてすぐに閉まり、急発進して逃げるように立ち去りました。
 
カラス数羽が低空飛行をしているし、数羽がベランダの柵に止まって、ギャーギャー鳴いてうるさいんです。
 
もしや、仔猫でも捨てられたか!?と思い、外に出てみると、やはり仔猫が捨てられて、茂みに隠れていました。
 
ヤングタウンKハイツは、造りから、私の部屋が大家と思い込んでいる人が多く、凄く迷惑をしていました。
 
猫を複数飼育しているのが、余計に誤解を招いたようです。
 
しかし、私は専業主婦と言っても、病気療養中の身です。
 
夫は自営業とは言え、孫請けの仕事のため、さほどの収入ではないので、細々と生活をしているだけです。
 
いくら不動産会社や大家さん公認とは言え、1部屋しかないアパートでは、5匹目を迎えることは不可能です。
 
不動産会社には、猫が増える度に報告をしていたので、意地悪な通報があっても大丈夫な状況でしたが。
 
誰か、拾って行ってくれないかなと待っていたら、ある日の予想気温が38度とかで、40度近かったんです。
 
このままでは仔猫が死んでしまうと思い、猫仲間と相談して、とりあえず捕獲することに。
 
アパート北側に捕獲機を設置しますが、捕獲機に無事に入ったか確認するには、隣の老健施設の土地に出入りしなければなりません。
 
老健施設側に事情を話したら、やはり仔猫のことが気になっていて、乙姫さん、どうにかしてくれないかなと思っていた、と言ってくれたので、私だけでなく、あちらのスタッフも、捕獲機を気にかけてくださいました。
 
数時間後、ようやく捕獲に成功。
 
昼近かったので、急いで動物病院へ。
 
検査の結果、病気は一通り無いとのこと。
 
別の猫の里親探しをしたばかりで、疲れが残っており、この仔猫の里親探しをする気力、体力が残っていませんでした。
 
悩んだ末に、仕方なく5匹目として迎えることに。
 
猫仲間からケージをお借りして、1週間ほど他の4匹と隔離することに。
 
遊びたい盛りの仔猫は、ケージの中で大暴れ。
 
日中は首輪にリードをつけて、ケージから出してみました。
 
我が家は、先住猫による受け入れは大丈夫なので、すぐに慣れました。
 
名前は、頭にポッと、「すもも」の名前が浮かびあがったので「すもも」に。
 
特にこれと言った理由はありません。
 
特徴が、埼玉時代の姫子とそっくりなので、姫子の生まれ変わりか!?と本気で思ったほどですが、どうやら別猫のようです。
 
霊能者の先生にも確認しました。
 
姫子は平成8年に9歳で他界し、平成15年にどこかに生まれ変わりました。
 
すももが我が家に来たのが平成18年なので、明らかに違います。
 
それでも、「湯たんぽが大好き」「耳かきのふさふさが大好きで、よくベロベロなめ回す」「浴室のエコーを利用して、歌?発声?の練習をする」挙げればキリがないほど、共通点が多いんです。
 
年が離れたチャップリンとは特に仲がよく、よく取っ組み合いをして遊んでいました。
 
以上、チャップリン、とらみ、小雪、すみれ(仮名)、すももの5匹が、前回の多頭飼いでした。
 
しかも全員がメス。
 
オス猫を拒否していたのではなく、2匹ほど話がありましたが、ご縁が無かったようで、話がまとまりませんでした。
 
すももを迎えた翌年の平成19年9月29日に、すみれ(仮名)が他界しました。わずか3歳で。
 
そのため、5匹だったのは、1年ちょっとだけで、4匹が長かったです。