前夫はよく、「俺は逆玉だ!」と威張っていましたが、それが目的なら、相手を間違えましたね。
だって、私の実家は、貧乏の極み寺ですよ。
前夫曰く、「カネが無いなら、仏具を売り払って現金にするしかない。」とほざいていました。
仏具は個人の所有物ではなく、仏教会からお借りしている物なので、寺を継がないなら、仏具は全て仏教会にお返しする必要があります。
私は寺に生まれ育った人間ですが、寺を継ぐ気は毛頭ないし、住職の資格も仏教に関する知識もありません。
「それでよく寺の娘をやってられるな。それなら俺が寺の娘婿として、好き勝手やってやる。」と。
「好き勝手なマネは出来ない。」と前夫に言いましたが、
「俺は長男だ。長女のお前と結婚してやったんだ。戸籍を汚した責任を取れ。(養子縁組はしていません。本籍を私の実家にしただけです。)仏具を売り払ったら、あとはお前が責任を取れ。それが寺の娘の役目だ!」と真顔で繰り返し言うので、身震いしました。
一刻も早く別れたかったのですが、離婚に全く応じてくれませんでした。
仏具の次は、土地を売り払うとまで言い出しました。
土地は宗教法人名義のため、譲渡や売買は、寺の目的から逸脱するため、絶対に禁止です。
そのことを話しても、聞く耳持たずでした。
結婚の目的や本性が、次々に明るみになるばかりでしたが、結婚とは家族を築くことという考えが全くなく、自分が贅沢三昧するのが結婚と思い込んでいるため、手がつけられませんでした。
離婚後は、「俺は妻のことなら何でも知っている。」と今でも吹聴しまくっているそうですが、私や加部家については、離婚の段階までしか知らないようです。
直近では、2年前(令和4年、2022年)3月に、父が他界したことも、昨年(令和5年、2023年)に仏具を仏教会にお返ししたことも、全く知らないそうです。
「K(前夫)が可哀想だと思わないのか?」と霊界の前夫の親だけでなく、手話サークルのメンバーや友人・知人の皆さんに言われましたが、
「は!?生理的に受け付けない、死ぬほど嫌いなタイプの男に言い寄られ、断っても断っても交際を迫られ、結婚までさせられ、A家からは同和だの部落だのって、知らない言葉で結婚を反対されるは、前夫からは暴言暴力三昧で、稼いだカネを湯水の如く使いまくられた私は可愛そうじゃないの?」と言っても、前夫の口車に乗せられた人物には、何も通じませんでした。
だから皆さん、天罰が下るんでしょうよ。
「金持ちが憎い。成功者が憎い。」とよく前夫が言っていました。
私も実家も、決して金持ちではないことを、自分の目で確かめて知っているはずなんですけどね。
両親は共働きだったので、それ相応の収入があるだけです。
無年金の上、交通事故で働けなくなった前夫の両親とは、立場が全く違います。
長男に老後を見てもらうために、年金に入っていなかったとのこと。
それなら、長男が責任を持って養うべきでしょう。
私の収入なんかあてにしないで、ましてや贅沢三昧なんかしていないで。
成功者とは何ぞや?と思ったら、バブルがはじけて、手に職が無い人は、転職がままならないとか。
その点、資格がある私のような人物は、会社員より高収入なのが許せないのだとか。
言ってることが支離滅裂です。
ヤツに、感謝や労いの言葉をかけられたことなんて、一度も無かったです。
私の方こそ、ヤツを今でも恨んでいます。
あの結婚を強引に勧めたヤツの同僚の皆さんのことも。
責任者、出て来い!のレベルの話です。