剣幸 kohibmi concert | 気のむくままに

気のむくままに

観劇日記の様になってますが、気になりましたら、読んで頂けますと嬉しいです。

マイペースに更新しております。

剣幸さんのkohibmi concert     in MUSICASA
に行ってきました。

セットリストです。

剣さんがライフワークとしている手紙の朗読と歌のコンサート。今回で10回目のコンサートだそうです。
私は4回目の参加です。

10年一緒にkohibmi concertを作り続けているピアノ兼音楽監督の紺野紗衣さん。お2人がしっくり馴染んで、そんな印象を今回とても感じました。

「ジャズの誕生」から始まったオープン二ング。
身体の線が出るドレスにハット。ピアノの音で粋に歌いながら客席の間を通り登場した剣さんは格好良く。テンションがあがりました。
歌だけでなく、ハットを斜めに構えてふっととったポーズ、リズムを刻む腰。いや、本当にかっこよくて。最高のwellcamesongでした。


格好良いといえば、手紙からのこーきたか!というかっこ良さは、怒りの手紙からの、「真赤な太陽」。剣さんが歌うと、可笑しく、でもこれまじにこんなにカッコイイ歌だと思わなかった。
濃いピンクの様に見えたドレスが、今回照明により赤になったり、綺麗に色合いをかえて素敵でした。この時は赤に。


後半は黒のドレスに着替えられ、後半の手紙と歌の組み合わせも良かったなあ。
大浦みずきさんのお父さんが宝塚時代に娘に送った手紙からの、「Love Me Tender」  トイピアノの伴奏で歌われて、星になったなつめさんへ、ずっとあなたは心の中で生き続けてるよとLoveコールを聴いてるようでした。


毎回紹介される兵士からの手紙。
カタカナで書かれた農民兵士の手紙、お母さんの言葉。
ガダルカナルの戦場から小隊長がタバコをバラしたうらの紙にその場で書き記した手紙。
3人の姿が浮かんできて(この演じわけが上手いなあ)やはりここは苦しい。

「さよならの向う側」
理不尽にも命をたたれた、愛する命。
歌詞の一つ一つが響く歌でした。星にも寿命があり、花にも無限の命があり。
これってお別れの歌だよね。さよならのかわりに、忘れないよありがとうって言えたら、なんだかこの世界のどこかで繋がっていられるのかなという気がしました。
ブルーの照明が良かったなあ。


アンコールも手紙紹介からでした。
「母へ」の手紙が短いが胸に響きました。

桔梗の花がポンと咲きました。
日傘をさした母さんのにおいがしました。
あなたからもらったものは数多く
返せるものはとても少ない。

言葉通りの思いと、この言葉を聞いた瞬間に湧き上がったのは母としての思い。
あなたが誕生した時から、あなたの成長で一喜一憂した年月にもらったものの方が数多いよ。
そう言ってあげたくてたまらなかった。
剣さんが書いた手紙の様な気がしていたのかな。
あなたを想う事。側に寄り添う事。そんな事が神さまにも負けない奇跡なんだろうなと思いながら聴いていた奇跡。どこかつつみこんであげたい、そをなあたたかい気持ちでした。

剣幸さんの「奇跡」  この歌は特別です。