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ホットフラッシュ・不眠・イライラなどの更年期障害に悩む40代~50代の女性へ。アラフィフ薬剤師がやさしいセルフケアの選択肢をご提案します。


こんにちは。

薬剤師の安美です。

 

 

子どもが熱せん妄が起きた話を書きましたが、

 

インフルエンザの発熱では、熱せん妄以外にも

インフルエンザ脳症という意識障害やけいれんが出る症状があります。


死亡率は約30%で、後遺症も約25%の子どもに見られると言われています。

 

 

 

 

インフルエンザになって高熱が出た時、

異常行動が出た=脳症とはかぎりません。

 

熱せん妄とインフルエンザ脳症、

その違いを見分けるのは難しいと思います。


熱せん妄の場合は、高熱の一時期だけ異常行動を起こしますが、

脳症の場合は、熱が下がった後にも続くことがあるようです。

 

「いつもと違う」

そう感じた親のカンを大切にして受診した方がよいと思います。

 

 

 

あと、インフルエンザになってしまったら、

解熱剤はアセトアミノフェン(カロナール、アンヒバなど)を使ってください。

 

子どものインフルエンザの発熱に絶対に使ってはいけない市販薬(解熱剤)

に書いたように、アスピリンやポンタールなどを使うと、脳症のリスクが高くなります。

 

こんにちは。

薬剤師の安美です。

 

 

以前にブログでちらっと、

子どもが高熱を出すと熱せん妄が出る

と書きました。

 

もう少し詳しく書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

最後に熱せん妄が出たのは小学校5年生の時。

 

インフルエンザでした。

 

その日の朝は元気だったのに、

帰宅後から一気に39℃まで熱が上がりました。


急いで病院に行っても、おそらく検査で陽性はでないし、
熱は出ていても食欲もあり、水分も飲める状態だったので

安静に過ごしていました。


すると、夜中に寝ていた時に飛び起きてきました。

「怖い!追いかけてくる!怖い!」
と叫びながら。

 


これが初めてじゃなかったので、

熱せん妄だ!とすぐにわかりましたが、

 

頭でわかるのと、

現実を見て怖いと思うのは別で…。

 

 

目線もへんで目が合わないし、

こちらの言うことは通じないし、

ワケがわからないことを言うし、

本当に怖いの一言です。

 

 

「大丈夫だよ」

と子どもと自分自身に言いながら、

背中をさすり、布団にいれました。

 

 

その後は何事もなく寝ていました。

 

私は心配でほとんど眠れませんでしたが。



 

この前の時は、
夜中に急に起き上がって、走っていこうとしていました。

 

慌てて、抱き止めましたが、
一人だったら、窓から飛び出していったかもしれません・・・。

 

 

幼稚園の頃は、急に起き上がって

「バン!バン!バン!」と鉄砲を撃つマネをし始めたこともあります。

 

 

もう、本当に怖いです。

 

家族でその現場を見ているのは私だけですが、

息が止まるかと思いました。


 

 

 

いつもは2階のそれぞれのベッドで寝ていますが、

熱を出した時、インフルエンザの時は

1階に布団を持ってきて一緒に寝るようにしています。

 

 

 

こういう時って、夢と現実の区別がつかないパニック状態。

頭は眠って夢をみているけれど、体は起きている。

だから、夢の中のことで体が動いたり、逃げようとしていまいます。

 

発熱しても、熱せん妄が全く出ないお子さんもいます。

なぜ差があるのかは、まだわかっていないようです。

 

 

 

 

熱せん妄は、熱が出た時に一時的に起きる異常行動。

 

私の経験では39℃以上の高熱が急に出た時にでるようです。

 

だいたいが、短時間でおさまります。

 

とくに初めてだと本当に怖いと思いますが、様子を見て大丈夫です。

 

でも、くれぐれも目を離さないように。

 

 

我が家の場合はそういうことはありませんでしたが、
長時間、異常行動が続く、けいれんを起こす場合は、すぐに受診した方がよいと思います。

 

 

 

 

こんにちは。

薬剤師の安美です。

 

 

先日、市販の頭痛薬のACE処方についてブログに書きましたが、

 

そういえば、AAC処方もあるなーと思いだしました!

 

 

AAC処方とは、

 

・A=アセトアミノフェン

・A=アスピリン
・C=カフェイン

 

 

ACE処方のエテンザミドが
AAC処方ではアスピリンに変わった
という違いですね。

 

 

 

アスピリンは胃粘膜を刺激して胃腸障害が出やすいため、

AAC処方の頭痛薬は少ないです。

 

 

胃腸が弱い方の場合は

空腹時の服用は避ける、

胃薬が配合された薬を飲む

といった方法をとるとよいですね。

 

 

 

 

ですが、AAC処方の薬の方が頭痛などの痛みを抑えるはたらきは比較的強く、

症状によってはこちらの方が効果が期待できる場合もあります。

 

 

 

AAC処方の市販薬には、
バファリンプラスS、エキセドリンなどがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AAC処方の市販薬には、アスピリンが含まれているので、
ACE処方の市販薬と同様に子どもへの使用は注意が必要です。

 

詳しくはこちらの記事に書いています。

 

【薬剤師解説】子どものインフルエンザの発熱に危険な市販の解熱剤



 

 

こんにちは!

薬剤師の安美です。

 

 

 

 

 

市販薬の頭痛薬で見かける

ACE(エーシーイー)処方

 

なんの略だと思います?

 

 

 

ACEとは、薬の成分の頭文字です。

 

・A=アセトアミノフェン

・C=カフェイン

・E=エテンザミド

 

アセトアミノフェンの解熱鎮痛効果を

カフェインとエテンザミドで補うという組み合わせです。

 

 

 

 

カフェインはコーヒーなどでお馴染みですが、

頭痛を和らげる働きが期待できます。

 

エテンザミドはアセトアミノフェンとは違うメカニズムでの解熱鎮痛効果が期待できます。

(痛みを引き起こすプロスタグランジンという物質の生成を抑える)

 

 

頭痛や発熱により効果的に効くように配合したのがACE処方というわけですね。

 

ちなみに、非ピリン系鎮痛剤になります。

 

 

 

 

市販薬では、新セデス錠、ノーシンなどがACE処方です。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

ACE処方の市販薬には、エテンザミドが含まれているので子どもへの使用は注意してくださいね!

 

詳しくはこちらの記事に書いています。

 

【薬剤師解説】子どものインフルエンザの発熱に危険な市販の解熱剤

 
 
 
 

 

こんにちは!

薬剤師の安美です。

 

 

子どもに処方された

カロナール(アセトアミノフェン)。

 

処方薬のカロナール(アセトアミノフェン)の種類

 

 

もらったはいいけれど、

どのタイミングで使えばいいか、

間隔をあけたらまた飲んでもいいのか、

迷うことも多いのでは?

 

 

 

 

発熱でカロナールが処方される場合、

その目的は、高熱による体力消耗を防ぐためです。

 

とくに、まだ小さなお子さんの場合、

熱が高い状態が続くと、

体力の低下、

食事がとれなくない、脱水の危険があります。

 

 

熱が出ること自体はからだの防御反応ですが、

 

高熱で眠れない、水分が取れない、喉が痛くて食べられない時

ぐったりして元気がない時は

カロナールを服用して様子をみるとよいです。

 

 

カロナールを服用する目安は、

熱が38~38.5℃くらいです。

 

反対に、

38℃以上の熱があってもいつも通り元気であれば、

無理に熱を下げる必要はありません。

 

 

 

解熱剤は病気を治す薬ではなく、

熱が出てつらい状態を一時的に和らげるだけだからです。

 

 

「解熱剤を飲んだら熱が下がったけど、

またぶり返しちゃって…」

ということが起きるのは、当たり前といえば当たり前ですね。

 

 

 

子どもの場合、1回量を飲んだら

次の服用までは6~8時間以上、間隔をあけるようにしましょう。

 

 

解熱剤の効果は

使用後1、2時間ほどたってから判断してくださいね。

 

 

上体によっては、

解熱剤を使用しても

あまり熱が下がらないこともあります。

 

熱が下がらないからといって、

短時間で何度も解熱剤を使うことはせず、

1日2~3回までを目安にしてください。