こんにちは、薬剤師の安美です。
市販薬って調べてみると
いろいろでおもしろいですねー。
別に、佐藤製薬の回し者ではありませんが、
今回はストナリニついて。
市販の風邪薬にストナがありますが、
花粉症など市販の鼻炎の薬にストナリニがあります。
いくつか種類があり、Zとか、Sとかアルファベットで違いがあります。
しかも、同じストナリニでも、ZとSで有効成分が全く違います。
(紛らわしい!!)
解説していきますね^^
ストナリニZジェル
成分はセチリジン塩酸塩。
医療用(処方薬)では、ジルテックと同じ成分になる抗アレルギー薬です。
(スイッチOTC医薬品)
とくに、くしゃみや鼻水に効果が高いとされています。
1日1回の服用でよいのもメリットですね。
有効成分がひとつだけとシンプルなストナリニZと比べて、
複数の成分が入っている市販薬らしいつくりなのが、ストナリニSです。
ストナリニS
・クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗アレルギー成分
・フェニレフリン塩酸塩:交感神経に作用する血管収縮薬
・ダツラエキス:副交感神経を遮断する作用
血管収縮薬であるフェニレフリンは、
鼻粘膜のうっ血や腫れを抑えて鼻づまりを和らげます。
ただし、鼻粘膜以外の交感神経に作用すると、
血圧上昇や気管支拡張、排尿障害などが「副作用」として出るので注意が必要です。
ナス科の植物から抽出したエキスのダツラエキスは
個人的にはおまけ的な感じです。
副交感神経が刺激されると、
鼻水やくしゃみなどが起こりやすくなります。
そこを遮断することで、鼻水に効果があるというわけです。
ストナリニには、小児用もあります。
5歳以上で使用可能です。
ストナリニ・サット小児用
・クロルフェニラミンマレイン酸塩:抗アレルギー成分
・フェニレフリン塩酸塩:交感神経に作用する血管収縮薬
・ベラドンナ総アルカロイド:副交感神経を遮断する作用
(成分量が小児用は少ない)
ストナリニSと比べると、
ダツラエキスが変わっていますが、成分の効果はほぼ同じです。
ストナリニ「サット」と書いてあるように、
口の中で溶けるタイプ(チュアブル錠)なので、錠剤が苦手なお子さんでも安心です。
味は、イチゴ味です。
ちなみに、大人用にもチュアブル錠があります。
ストナリニ・サット
小児用との違いは、以下の3点です。
・成分量が多い
・カフェインが入っている
・味がメントール味
ストナリニの選び方
これからむかえる花粉症シーズン、
全体的に鼻炎症状がつらい時は、私はこちらをおすすめします。
フェニレフリンが入っているストナリニSの方がおすすめです。


