こんにちは、薬剤師の安美です。
昔から使われている塗り薬に、オイラックスクリームがあります。
このオイラックス、市販薬にもありますが、
病院で処方されることもあるんですよ。
オイラックスクリーム10は、
きちんとかくと、オイラックスクリーム10%。
かゆみを抑えるクロタミトンという成分が10%入っているという意味です。
そして、オイラックスクリーム10は、クロタミトンのみ。
オイラックスクリーム10には、ステロイド入っていません!!
鎮痒剤(ちんようざい)に分類されます。
効能効果は、湿疹、蕁麻疹、神経皮膚炎、皮膚そう痒症、小児ストロフルス。
ちょっと横道にそれますが…
もともと、疥癬(かいせん;ヒゼンダニによる感染症)の薬として開発された経緯があります。
添付文書上の適応症ではないものの、疥癬の治療に使われることもあります。
ちなみに、病院で処方されるオイラックスには、
オイラックスHクリームという薬もあります。
こちらには、ステロイド成分(弱い強さ)が入っています。
疥癬の治療には、ステロイドは症状を悪化させるリスクがあるので、
ステロイド入りのオイラックスHクリームは使われません。
私の勤務先の患者さんに、オイラックスHクリームが好きな方がいます。
これから迎える虫刺されシーズンの必須アイテムだそうです。
