コンタクトをしたまま使える花粉症の目薬(処方薬、市販薬) | 調剤薬局で働くママ薬剤師のお薬と子育て親育ちブログ

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昭和生まれ2児の母でもある調剤薬局勤務の薬剤師が市販薬や病院の処方薬、薬の飲み合わせなどお薬のこと、大好きなコンビニスィーツや思春期の子育てで感じることなどの日常のアレコレを書いているブログです。

こんにちは。

薬剤師の安美です。

 

 

花粉症の目のかゆみがひどいと、

コンタクトレンズユーザーの方はつらいですよね。

 

もちろん、メガネを使ったりして

無理してコンタクトを使わないことも大切です。

 

コンタクトしたまま使える目薬が便利だなー

と思いますよね。

 

 

 

 


コンタクトレンズをつけたまま使える目薬が、

病院の薬(処方薬)にも、市販薬にもあります。

 

 

処方薬だと、アレジオン点眼液(LXも)が

コンタクトしたまま使える唯一の抗アレルギー作用のある目薬です。

 

 

私が使っているパタノール点眼液はコンタクトレンズは不可です。

 

添付文書に以下の記載があります。

本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物は、ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、点眼時はコンタクトレンズをはずし、10分以上経過後装用すること。

 

 

 

「花粉症で目がかゆくなることがあるけど、

どーしてもコンタクトレンズを使いたい!」

 

という方は、アレジオン点眼液を処方してもらうといいですね。

 

 

 

 

アレジオン点眼液は市販薬には同じ成分はありません。

 

ただ、アレルギーなどによる目のかゆみに役立つ市販の目薬で

コンタクトしたまま使える物はいくつかあります。

 

 

私がおすすめするのはこの2つ。

 

 

ロート「アルガードコンタクトa」

 

 

 

 

「スマイルコンタクトEX AL-Wマイルド」

 

 

 

 

どちらも、アレジオンよりも効果としては弱いものの、

かゆみの原因となるヒスタミンを抑えるクロルフェニラミンが主成分です。


花粉症の目のかゆみを和らげる効果が期待できます。

 

 

 

おそらく、花粉症で本当に目がかゆい時は、

コンタクトレンズは使えない気がしますが…。

 

それでも、急なかゆみに薬局やドラックストアで買える市販の目薬があるとうれしいですよね^^

 

花粉症やアレルギーで目が痒くてつらい、

だけどコンタクトレンズは必要という時に心強い味方になってくれると思います!

 

 

 

■こちらの記事に、いろいろな花粉症対策をまとめているので、お役立てください。
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