私たちは、万人に共通した成功法則のようなものにこだわる。
しかし、実際には出世するタイプは企業ごとに異なる。
社風が存在するからだ。
それでは、社風とは何だろう?
じつは、このことを明らかにした本がある。
渡部昭彦氏が書いた『日本の人事は社風で決まる』だ。
渡部氏は、
現在生き残っている会社は、結果的に正しい判断を続けたということなのだ。
このようにさまざまな環境のなかで実現した『成功体験』の集合体、それが社風なのだ。
成功の際のエッセンスが無意識のうちに抽出され、長い年月を経て経験則として抽象化されたのだ。
と述べる。
すなわち、
社風とは、その会社の成功体験に至った共通する思考・行動パターンなのだ。
だから、社風は企業ごとに異なり、
企業は社風を大切にし、
社風に合致した人を高く評価する。
したがって、企業ごとに出世するタイプが違うという現象を生む。
みなさんの会社の「社風」を考えてみませんか。
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