【雑談】時間堂レパートリシアター | 演劇とか それを取り巻く人たちとか

演劇とか それを取り巻く人たちとか

ほぼ個人的な観劇日記に。
イベント運営+素人の視点で観ている事が多いです。
本番以外の前後も大事!

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@mamomya

もうちょっとだけ書きたいと思います。
土日にやった中編作品二作、これは本当に素晴らしい作品でした。
岸田國士『驟雨』、イトウワカナ『言祝ぎ』こちらはまたお目に掛ける事があるかと思います。

次回、十色庵では9月末に<時間堂レパートリシアター>ワークインプログレス公演を開催いたします。
2016年1月より始まる企画の第一弾、今回上演の「驟雨」、「言祝ぎ」を軸に、短編・中編を何作品か一挙に上演いたします。

と言うことをやっていきます。
お客様には分かりにくかったかもしれませんが、要は今回の中編作品はレパートリーシアターに向けた中間発表みたいな位置付けだったわけです。

以下、当日パンフレットに書いてあった時間堂黒澤世莉の話をそのまま。


ブリタニカ国際大百科を引くと「レパートリーシアター」は「いくつかの脚本をあらかじめ用意しておき、それを毎日かわるがわるに、あるいは数日ごとに交互に上演する劇場、または劇団」とあります。私は演劇をつくりながらたくさんの理不尽を感じるのですが、その中に「つくる期間に対して観せる期間が短すぎる」があります。何ヶ月かけてつくりこんだ作品が、せいぜい何週間かの上演を経て消えていく。その環境に抗うにはふたつ、ロングランとレパートリーという作戦を思いつくのですが、時間堂はレパートリーシアターを選択します。
「toiroan 十色庵」のおかげで、ちいさいながら作品をつくる場、発表する場が出来ました。もちろん、物理的に大きな演劇作品には不向きです。しかし、少人数の、60分くらいの演劇作品にはぴったりの場所だと自負しています。いまの目論見では、毎週一、二度、週末に、短編演劇の上演をする。そして、2016年までに、10作品くらいを目処に、日替わりでの上演ができるようになりたいなあ、と思います。まだ日の目を見ていない作品や、過去の名作、気鋭の新人の新作を演目にしたいなあ、と思います。これって、ウキウキしませんか?ウキウキすることをやるって、きっと元気になると思うんです。そして、演劇と関わって元気になる人が、増えていったらいいなあ、と思っています。
一度つくった作品を、観客のみなさまと大事に育てていければ、幸いですねえ。


これ、自分がお客の目線の時、とても共感をした部分なんです。
基本的にどこの団体も本公演は新作を上演するもの。
再演とかたまにあるけど、かなりの作品が一回で消えていくという。
単純に不思議だったんですよね。

あんまり触れない方が良さそうな部分を言ってみると、新作の脚本が本番ぎりぎりまで出来ないとか、よく聞くエピソード。
えっそんな目処が立たないのになんで新作をやろうとした??
みたいなヽ('ー`)ノ

※最低でも数ヶ月スパンの計画になるので、計画当初作品出来上がってない、とかはまあ普通にあるのでしょうけど。
今まで何作品も作っている、実績だか勝算があるところならばいいんです。

クオリティだけを考えれば、上演したことがある作品の方が圧勝だと思うし、お客も結構、再演でも良い気がするのですよね。
少なくとも自分は。
だって、面白い舞台ならば少ない日程の中で何度も足を運ぶ人がいるわけじゃないですか。

良い作品ならば何度だって観たいです。

また、やっぱり上演している期間が短すぎる(と客としては感じる)ので、定期的な公演があったらとても素敵だと思うのです。

ということで、良い形になってウキウキ出来ればなーと!