初日観劇。
「劇」小劇場、こちらの会場久し振りでした!
良かったです。
自然と感情を揺さぶられる形で、とても好みで。
こちらはやっぱり自分、全力で推します!
冒頭からトツゲキ倶楽部らしさが出ていたと思っていて、話していない人の面白さがすっと入ってくるのが素晴らしく。
これは毎回の事ですが、どこを観ていても誰を観ていても楽しめるのですよね。
人が生きている事の面白さを感じられる気がするのです。
基本的に笑いのある作品です。
ただ、それはゲラゲラ笑えるけど物語と実は関係無い、とかではなく、物語の中で自然と笑えるという様な。
うーん、説明の限界(笑)
ネタバレになってしまうので全く話せないのですが、今回の作りの物語って単にその仕掛けに寄ってしまうと簡単に飽きてしまうと思うのですよね。
全くそんなことを思わせないのは流石で。
このお話、役者としてはとても難しいのではないかと感じています。
きっと、これヘタな人がやったら全く面白く無くなってしまうんじゃないかというくらい。
それに応える役者陣を観ているのが本当に楽しく。
特に佐竹リサさんのコミックリリーフぶりと、かつ物語を引っ張っていたのはちょっと凄いですね。
トツゲキ倶楽部の中核の女優陣がラスト舞台に揃っていた場面がとても好きです。
カーテンコール、トツゲキ倶楽部のお三方だけではじめて並んだのがぐっと来ましたね!
貴重なお話をさせていただきました。
再演はもっとあっても良い、だとか。
トツゲキ倶楽部の場合、再演でもガラッと変わっているらしいのですが。
自分は残念ながらまだベースが同じ作品は観れてないのですが、再演でもとても苦労して作り上げているのは感じ取れます。
過去の作品もこんな風に観せていただけたらとても素敵な事ですよね。