『ふりだし』から続けて観劇。
こちらも良かった。
話的には後から書かれた『ふりだし』の方が洗練されてた印象があるんだけど、多分、これは好みの部分。
働いている大人の「限界」がリアルだった。
とても難しい仕事であるのは間違いなくて、理想を高く持っている程、折られる。
そんな世界が表されてもいて。
そんな世界はどこにでもあるのかもしれない。
自分に置き換えられてしまう人は多いんじゃないかなって思った。
申し分ないのだけれど、やっぱり自分はフィクション分が気になって、実は一つだけ好きじゃなかった部分がある。
どんなにわけの分からないものだとしてもプレゼントをその場でゴミ箱に捨てるのは無いと思った。
笑いは起きる。
そういうのは分かりやすい笑いなんだ。
その面白さはとって欲しくなかった。
自分がたまに良くない笑いがあると言うのはそう言うこと。
人の心を踏みにじった事を笑うのはリアルではない。
と自分は思う。
微妙なニュアンスだけど、実際に起こり得る事として描くならば有りだと思う。
要はあの登場人物たちがあの場でそんなことするのが違和感、ということ。
そんな事するやつらじゃないよ。
という、まあ感情移入?
あ、なんかネガティブな感じになってしまいましたがこちらも涙腺やられて観てましたからね。!
余計と思ったのは本当にここだけ。
こちらもまたWコール。
きっとここはこのまま勢いに乗っていくのだろうなぁ。