この後に観る『もう一回、抱きしめて。』 と共に児童養護施設の話。
『もう一回~』の方が再演で、それに合わせて『ふりだし』の方は10年前の話を新たに、ということみたい。
先にこちらから観ました。
生きてるのを観てるだけで涙出来るのは何故だろう。
序盤、フィクション分が少し気になったんだけど(折れなさすぎる折り紙とか)、どうでもよくなっちゃった。
こういう部分は無いと重苦しくなっちゃうだろうか、どうだろう?
笑いが減ったとしても「それない」は減った方が自分的には更に好みかもとは思った。
や、でもどうでもよくて。
「言葉にならない気持ちの伝え方」 っていうのが出てきて。
自分は「言葉にならない気持ちの受け取り方」が知りたい。
自分は、気持ちは言葉に(文字に)してしまいがちなんだけど、言葉を重ねれば伝わると考えていたんだけど、言葉にするだけではダメな事があるのだろう、そう感じる事とかもあって。
自分に照らし合わせて観ていて、それこそ言葉にならなくて参った。
自分の言葉さえもコントロール出来ないのに、他人の心を理解するのはもっと難しいよなぁって思ってしまって。
でも例え理解出来なくても理解したい人の心が自分にはあって。
その思いを丁寧に説明すれば伝わると思いたがっていた。
でも言葉にしなくても伝わる様じゃないと本当の意味で伝わらないのかもしれないなぁ。
きっと何言ってるか分からなくなっていると思うのだけれど。
ボロ泣きで観ていた。
でも心穏やかに、幸せな気持ちで観れてもいた。
それは大切な人のお陰でもあったり。
自分は自分の心を欠陥品と思うことがある。
その人も自身の事をそんな風に言うことがあって。
ちょっと、ラストの部分にそういった諸々が重なった。
Wコールはじめてとか。
そんな公演を観れたのは幸せだ。
予定されてないWコールって良いですよね。