去年はこちら
2006年からヤクルトファンになって以来、18年目のシーズンが終わりました。
去年までずっと飯原のレプリカユニフォームしか持ってなかったけど、開幕前についに購入
北アルプスの燕岳で買ったシャツを着て無理矢理フォロワーさんに撮らせた(ごめんね)
今年は球団初の3連覇がかかったシーズン。
マクガフが退団、奥川の復帰の目処は立たないものの、ドラフトで社会人No.1との呼び声高い吉村を獲得。
この2年で頭角を表した若手が一気に花開くシーズンだと思っていました。
いや本当、開幕戦の初回に村上のバックスクリーン直撃弾で先制したあのときあの瞬間は、「どのチームが優勝するか?ではない、いつ優勝するか?だ」とまでイキリ散らしてました。
それがなんだい?このザマは。
中日との最下位争いはもつれにもつれ、10月4日の最終戦、9回逆転サヨナラ勝ちでなんとか5位死守。
王者の姿か?これが……
去年おととしは8月あたりから日本シリーズ終了までずっと体調が悪く、もうこんな思いはしたくない!とずっと思っていました。
結果的には5月中に終戦したので、具合が悪くなることはありませんでした。でもこういうことじゃないんだよな。
楽しかったのは開幕5連勝を決め、村上がプロゴルファーとの交際が報じられた最初の2週間ばかり。
これ続報がないから多分飛ばし記事だったんだろうな
目をつぶってみれば、まぶたに浮かんでくるのは屈辱につぐ屈辱の記憶。
5月24日の阪神戦、あと1球から並木がウイニングボールを落球・後逸して逆転負け。
5月31日の日本ハム戦、艦これのコラボデーで負けて12連敗。
瑞鶴かわいい
7月6日のDeNA戦、バウアーとの初対戦で手も足もでず完投勝利を献上。
8月26日の広島戦、マツダスタジアム開幕11連敗。
(最終的には1勝11敗1分け)
2軍だと7-0の9回に10点取られて大逆転サヨナラ負けというのもありました。
(5月16日の西武戦)
X(旧ツイッター)では令和の米騒動あたりから立浪を叩きまくってたボクですが、ヤクルトファンにそんなこと言う資格あるのか?というツッコミも散々受けました。自分でもそう思います。
想定外だったのは打線ですかね。
とりあえず今年のオーダーを振り返っていきますか。
ひ……ひどすぎる。
今年のセ・リーグは3割バッターがわずか3人、防御率2点台のピッチャーが10人もいる投高打低だったとはいえ、あんまりにもあんまり。よくやったと労えるのは村上、オスナ、サンタナ、あと青木のじいさん位のもんでしょうか。
後出しジャンケンですが、4月が終了した地点で村上が打率1割5分7厘、ホームラン2本というのは想定内でした。
ある程度覚悟してました。
WBCでの完全燃焼。
23歳にして侍ジャパンの4番という、おそらく常人では一生経験することのないプレッシャーからの解放。
もう一回覚悟を取り戻すのには、時間がかかっても仕方ないことです。高津が意地になって使い続けたのも理解できます。彼は特別な存在なので。
ただ山田がもっと酷い状態になるとは。高津監督が3番で使い続けるのもしんどかった。
長岡も、去年9本打ったから今年は20本はいけると思ったんですけど、まさかの3本。
そりゃ野球のセオリーは"センターラインは守備重視"であり、守備での貢献度は期待通りでしたが、打撃に目をつぶって使う選手が3人もいたら勝てるわけないですよね。
村上は途中から復活しましたが、チャンスで回すことが出来ないので打点も思うように稼げず物足りない数字に。
今シーズンはテレビ出演もないと思うので、ひとまず温泉とかで静養してください。
塩見が下半身のコンディション不良で何度も戦線離脱したのも想定外でした。
しかも盗塁はわずか1。今後はホームランを狙っていくしかないのでしょうか。
新婚ほやほやなのにお先真っ暗です。
投手陣も、マクガフが抜けた穴は田口が完全に埋めてくれましたが、田口に辿り着くまでに打たれるパターンが多かった。
逆転負けは数えることなんと37回。特に去年は八面六臂の活躍を見せた清水昇が8敗、石山も6敗というのが泣けてきます。ケラとエスピナルが全く役に立たなかったのもまた想定外でした。
こいつ想定外ばっか言ってんな政治家か?
そして死球禍で全球団からヘイトを買ったことも忘れてはいけないでしょう。
4月はチーム防御率2.74と好調だった投手陣ですが、開幕1か月を過ぎるといつものようにボロが出始めました。
5月17日巨人戦で3死球を出したのが皮切りでしょうか。
5月20日DeNA戦でも3死球を出したあと、高津が「わざとではない。攻めている結果」とコメントし、炎上。
更に田口がインスタライブで「アンチは見下してる」と火にガソリンを注いでしまい、1か月SNSが停止する事態に。
8月13日阪神戦で梅野を破壊した今野に球団のホームページが「2回無失点の好リリーフ」と書いて炎上。
8月19日中日戦で石川昂矢に木澤がぶつけた試合終了後、田口が勝利の舞をやってしまい、炎上。
(狂ってるらしい。さらに30日にも高梨が石川にぶつけて蒸し返される)
8月23日巨人戦で坂本への顔面コースの死球に対し高津監督がリクエスト要求して炎上。
(バットにかすってるというアピールだったらしい)
9月3日阪神戦で山本がまたも近本にぶつけたあとDJのパトリック・ユウが「ナイスピッチング!」と言ってしまい炎上。
この辺になると正直チームの弱さよりもスタジアムDJまで叩かれるのか…という方がよっぽど堪えました。
9月13日広島戦ではまたも山本が秋山の背中に死球し炎上。
大事には至りませんでしたが、この日は負けると阪神優勝の大一番だったので相当険悪なムードでしたね。
(いじめた側は大体忘れてるものなので、他にもあるのでしょうがこの辺で)
あと2軍もわりかし終わってましたね。
赤味噌氏が中日2軍の惨状を事細かに解説しててもらい泣きしてましたが、ヤクルトも大概なんですよね。
ウエスタンの中日は33勝70敗9分で、勝率.320でした。
イースタンのヤクルトは45勝73敗4分、勝率.381。大差ねえ!
【ヤクルト2軍投手成績(30投球回以上+ケラ)】
防御率5点台でも主戦力になっていることがうかがえます。期待の若手と言えそうなのが山野と長谷川くらい。
【ヤクルト2軍野手成績(100打席以上)】
打席数4~6位が1割台なのきついっすね。
西村は高卒ルーキーなのでこれからですが。
来年はどうなるんですかね。
とりあえず外国人4人のうち最低3人、FAの田口が残留して初めてまともな勝負になると思います。
この3年間ほとんどレギュラーを固定してるので、若手の突き上げが乏しくて本当にしんどい。
個人的には今年のドラフトは競合覚悟でENEOSの右投げ左打ちの外野手・度会隆輝(度会博文の息子)を狙って欲しいですが、現状、左打ちって多すぎるくらいなんですよね。順当に即戦力の投手に行くんでしょうね。
最下位争いは慣れっこですが、監督がぼこぼこにバッシングされるのは本当に辛い一年間でした。
もう高津は辞めてもマネジメントがどうのこうの、みたいな講演活動で食っていける、とかふかしてましたが、可能な限りそれは先であってほしいです。