※この記事は特に全編を通じてイキり倒してます。ご注意下さい。
今年は3年ぶりに神宮球場に行きました。しかも3回も。
(出不精なので3回は行った方です)
6月17日の広島戦は7対2で勝利。
本日のお立ち台は、先発8回1失点で今シーズン4勝目、打ってもタイムリーを含む2安打と、投打に大活躍のサイスニード投手です‼️#swallows #熱燕#サイスニード pic.twitter.com/ZtiSQ2D6b8
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) June 17, 2022
ピッチャーのサイスニードがサインを見間違えて送りバントのはずがバスターエンドランを決めるという、何をやってもうまくいく当時のチーム状況を象徴したような展開でした。
9月3日の中日戦は1対5で敗北。
まったく見せ場すらなかったものの、村上が3安打と気を吐いた試合でした。
始球式後、素敵な席から試合を見させていただきました😭🙏🏻
— 松嵜 麗 (@reimatsuzaki) September 3, 2022
始球式はほんとにほんとにとても緊張していたのですが、なんとか無事投げることが出来ました😭こんな特別な機会をくださり感謝しかありません🙏🏻改めて、監督の皆さんハチナイスタッフの皆さんありがとうございました!幸せでした!!! pic.twitter.com/Rkka15GuKW
ちなみにこの試合は熱狂的なヤクルトファンとして有名な声優・松嵜麗さんがソシャゲ「八月のシンデレラナイン」とのコラボで始球式を務めていたのですが、入場ゲートが殺人的に混んでおり、30分近くかかったせいで見られませんでした、不覚。
そして10月3日のシーズン最終戦、DeNA最終戦。
内川聖一・坂口智隆・嶋基宏の3選手の引退セレモニーは本当に感動的でしたね。
スタメンだった2人は安打を放ち、嶋はマスクをかぶり、惜しまれながら有終の美を飾りました。
サプライズで現れた工藤公康・近藤一樹・田中将大から花束を渡されるシーンは胸が熱くなりました。
引退試合にお邪魔してきました🏟
— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) October 3, 2022
嶋さん!
16年間本当にお疲れ様でした。
家族との時間を楽しんでください😊
花束贈呈の時に嶋さんから頑張れよ!と言っていただき、楽天イーグルス2006年ドラフト組で現役は僕だけになってしまいましたが1年でも長く活躍出来るように頑張ります。 pic.twitter.com/bAFsHVaEG4
特にマー君は前日仙台で先発してますからね
そして……その日、ボクは神宮球場で神様を見ました。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 3, 2022
村神が王を超えた
\
村上宗隆が日本人最多56本塁打
最後の最後で世界の王を超えた
三冠王とのダブル快挙達成!
⚾#プロ野球(2022/10/3)
🆚ヤクルト×DeNA
📱Live on #DAZN#swallows #スワローズ pic.twitter.com/4AYD8m0F7J
15試合ぶり、60打席ぶり。待望の一発でした。
正直、打った瞬間は目が打球と村上本人と観客を同時に追いかけようとして、あまりの情報量と多幸感に脳がバグりました。
56号を神宮で打ったら家プレゼント、というオープンハウスの企画は呪いなのではないかと揶揄されること2週間、最後の最後で見事呪いを打ち破った瞬間でした。
(9月3日の発表地点では、24試合で6本打てばいいというかなり緩いハードルだったのに……)
村神様という呼び方、すっかり浸透しましたね。
「村上監督」と呼ばれていた昨シーズンも早むかし。
スポーツ新聞だけじゃなく一般紙でも当たり前のように見かける表現になりました。
これは50号を打った翌9月3日の朝日新聞朝刊
普段から村上が打つたびにツイッターで「あーイクイク」とか絶叫してるわけですが、"村神様"は流石にイキり感が強すぎてダサいなと思って極力使わないようにしてました。
しかしもうそういうことを言える時代は過ぎたと思います。
プロ野球観始めて15年。今まで観てきたすべての選手の中で、彼こそが日本一のバッターになったと断言できるようになったのですから……
(MLB込みだとピッチャーやりながら46本打ったオオタニサンの方がすごいと思います、流石に)
改めて村上の成績・記録を書き残しておきます。
まず1位だった記録と、次点一覧。
打率以外の突出度がやべえ。長打率7割って。
そして記録。
・三冠王(史上8人目・最年少)
・シーズン56本塁打(日本人歴代1位)
・交流戦MVP(打率.351 ホームラン6 打点13 )
・3か月連続月間MVP(6-8月)
・史上最年少150本塁打(22歳6か月)
・5打席連続本塁打(史上初)
・2試合連続満塁本塁打(史上9人目)
・シーズン満塁本塁打4本(歴代2位タイ)
2年連続MVPも決定的。満票すらあり得ると思います。
なんだかパワプロのマイライフみたいなことになってますね。
最高の一本をあげろと言われたら、やはりソフトバンクの嘉弥真から打った、交流戦優勝を決定づけた逆転満塁ホームランでしょうか。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 11, 2022
Q.あなたは神を見たことがありますか?
\
A.ヤクルトの4番が神だった──#村上宗隆 がグランドスラム
⚾#プロ野球 (2022/6/11)
🆚ソフトバンク×ヤクルト
📱Live on #DAZN#swallows #スワローズ #NPB pic.twitter.com/On62ERxv70
先発・大関の開いた口が塞がらなくなっている
この数日後、王さんが「ヤクルトのようないいチームを倒して日本一を奪回できるように」という訓示を発したのが、交流戦優勝と同じくらい嬉しかったですね。
その言葉を後に王越えを果たす村上が引き出したわけですから。
ホークス王貞治会長「ヤクルトは若く、とてもいいチームだった。でも負けて学ぶこともある。ああいうチームを倒して日本一を奪回できるように」。はい、スワローズにとっても、シーズン最後の舞台でしか返せない6年前の借りがあります。 https://t.co/bm3fS6W7wP
— サンスポ×スワローズ (@sanspo_swallows) June 15, 2022
いや、それとやっぱり史上初の5打席連発も忘れられないですね。
7月31日の阪神戦で、0-2の7回に35号ソロ、1-2の9回に36号ソロ、2-2の延長11回に37号決勝2ラン。
8月2日の中日戦で、1回に38号ソロ、3回に再び39号2ラン。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 31, 2022
うおおお‼️
今日も打ったー😆😆
\
さすが村上、これが村上👏
甲子園の逆方向にホームラン🚀
⚾プロ野球(2022/7/31)
🆚阪神×ヤクルト
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/Gsjf0YQg05
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 31, 2022
これは村神様
\
村上宗隆、逆風を切り裂いて2打席連発💥💥
1人のバットで追い付いて見せた‼️
⚾プロ野球(2022/7/31)
🆚阪神×ヤクルト
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/MXQnQ9qge9
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 31, 2022
勝負してはいけなかった...
\
なんと、なんと村上宗隆が3打席連発🌈
ついに神様以上の存在に...
⚾プロ野球(2022/7/31)
🆚阪神×ヤクルト
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/BFlgmwQKNj
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 2, 2022
もうこの男は手が付けらない
\
村上宗隆これで4打席連発💥
もう本当に勝負を避けるしかないのか?
⚾プロ野球(2022/8/2)
🆚ヤクルト×中日
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/qHizRS4s3I
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 2, 2022
「凄すぎるでしょ」
\
嘘だろ...
本当に打ってしまった🚀
村上宗隆が歴史に名を刻む
史上初の5打席連続ホームラン🎊#村神様
⚾プロ野球(2022/8/2)
🆚ヤクルト×中日
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/E0n4LRds6U
この辺りから9月前半まではマジで手がつけられない状態で、たとえ一塁が埋まっている場面でも、対戦チームのファンが「なんで勝負したんだ」とマジギレしてるの、を何十回も見ました。
それくらい突出した存在でした。
かつてバレンティンが60本打った時は、もちろんストレートにすごいすごいと賞賛してくれる人も大勢いましたが、なかには「最下位のチームでプレッシャーもなく、警戒されてなかったからだ」「成績の割にチームの勝利に結びついてないではないか」と耳が痛くなる指摘をする人もいました。
確かにバレンティンのおかげで勝った、という記憶が全くありません。
それを思うと、ここぞという場面で打ってチームを勝利に、そして優勝に導いた村上こそ真に価値のあるバッターとも言えるかも知れません。
2023年度は、2億2000万の年俸の倍増もあり得るでしょう。
未だ王・バース・落合しか達成したことない2年連続三冠王、そして61本への挑戦のシーズンとなります。
もう正直来年メジャー行きたいって言い出したら止められないと思います。
今年の正月、NHKBSの「千鳥のスポーツ立志伝」でメジャー志向を語る村上。
ドラフトで清宮が7球団競合の大フィーバーを起こすなかで外れ1位で全く注目されてないのが悔しくて~みたいな話もやってて脂汗が止まらなかった。
(ボクも当時「誰だよコイツ!」ってブチ切れてました……)
来年のWBCがMLBスカウトにとって村上の品評会になるんじゃないか、というのは最早イキりではないでしょう。
25歳ルールがあるからお金のことだけ考えたら3年残ってくれそうですが、正直モチベーションを保てるのかどうか、山田との超一流同士の絆を優先するかどうかという状況なんじゃないでしょうか。
ひとまずはポストシーズン、11月の強化試合での活躍を心から期待して、筆をおくこととします。
改めて本当に、おめでとう、ありがとう。