孤独のグルメぜんぶ観る(前半戦) | まぶたはともだち

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最近はプロ野球もお熱です。

孤独のグルメSeason8を観てたら唐突に過去のシリーズが見たくなり、TBS、テレ東の番組を配信している動画サイト「Paravi」の無料期間でSeason1,2,3を観ました。

普段忙しい忙しいってうそぶいてんのにな。

え、なにこれ。めっちゃ気になる

 

 

ドラマというものはこれの「Season6」と「アオイホノオ」、あと「荒川アンダーザブリッジ」しか見たことありませんでしたが、4タイトルを稼いで一気に倍増。やったぜ。

TVは9時までという家庭に生まれ育ち、大河ドラマや朝ドラすら全く観たことない自分にはとても新鮮でした。

あと特番は去年年末とかにまとめて観たのでこちらでよろしく。

 

 

・Season1 #1~12

(2012年1月~3月放送)

おお、うまい。ごはんが欲しくなる。
うん、いける。黒酢とラー油。
うん、いいぞいいぞ。
丸い餃子、いい。
 
(第3話「豊島区 池袋の汁なし担々麺」より)
 
え、なにこれ。表現が淡白過ぎない?
 
実尺が24分。ドラマパートは20分しかありません。
現在とはだいぶ雰囲気が異なります。まず聴いたことないBGMばっかりだし、カメラが歩いている五郎を追いかけて動くアングルが非常に多い。五郎のモノローグは「おいしい」とか「あったまるなぁ」とか、現在では考えられないくらいシンプルで簡潔。
5話では仕事ではなく友人に会いに行くため私服だったり、演者が身長190センチもあるらしく劇中でやたら大きい大きいと言われます。確かに座高ハンパないからな。
 
あと8話の川崎で焼肉を食べるシーンで「うぉぉん」と言ってみたり、11話でモト冬樹に関節技きめたりと、まだ原作を意識しているのも楽しめました。
なだめる部下をふりきって頭一つデカい五郎に殴りかかるとか、どれだけ前後不覚になってるんだよ。正直リアリティなさすぎね……?
 
 
・Season2 #1~12
(2012年10月~12月放送)
 
(五郎、三鷹駅前のバス停をじっと見る)
深大寺ーーそば(傍?蕎麦?)だよなあ……。
よし、仕事をチャチャっと終わらせて、深大寺で一足早い年越しそばにするか。
 
(中略)
 
よし、いざ深大寺……。
待てよ、ここからバス停まで5分。
下手をするとバスを10分ほど待って、そこから深大寺まで15分。
おいおい、店を選んでたら小一時間はかかるぞ。
 
止めた、もう待つのはごめんだ。
(12話「東京都三鷹市 お母さんのコロッケとぶり大根」)
 
このシーン、見てて本当にでかいため息が出た。
調布市に生まれ長年住み続ける者としては、市内唯一の名所である深大寺にお越しいただきたかったのですが。
西武、小田急、井ノ頭線は何度も利用している描写があるけど、京王線沿線には一回も来たことないんですよね。強いて言えばSeason4で稲田堤に来たらしいけど、南武線の方らしいし。
 
この回から実尺が33分に。
冒頭でお菓子を食べてから営業先に向かう回が目立ちました。
最大の遠出が八丁畷だったのが、なんと群馬県大泉町へ。出張のたびに思うけど、一体どういうコネクションなんだ。
 
7話で銚子電鉄に乗るエピソードが。え、銚子ってこんなドドド田舎なの?
 
9話はお惣菜を買い込んで事務所で食べる異色のエピソード。
劇中に出てきた飲食店に行くのはちょっと気恥ずかしいけど、テイクアウトなら別に良いかな?
 
 
 
・Season3 #1~12
(2013年7月~9月放送)

おぉ~っ。このうまさ、未知との遭遇。E.T.

 

うまい。ウナギと白い飯、最強。埼京線胃袋行き快速。

 
(第1話「北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼」より)

 

は?

 

あと11話の「うまくていける、うまいける。うマイケルジャクソンだ!」など、激寒オヤジギャグが印象に残りました。

この辺から独自のユーモラスなモノローグが目立ち始めた。

 

あとなんかどっかで見たことあるような役者が多かったですね。

第4話の碁盤屋の主人とか。

明らかにセリフが飛んだのをごまかしてるっぽいシーンがあったので、みんなも見てほしい

 

あと10話で荒川遊園のそばのたこ焼き屋でたこせんをたべるくだり、びっくりしました。

自分も行ったことあったからです。

去年閉園前に遊びに行った

 

そういや原作第2話に出てきた吉祥寺の回転寿司屋も行ったことあったし、意外と世間は狭い……。

 

 

 

・Season8 #1~12

(2019年10月~12月放送)

豚とキムチってなんでこんなに合うんだ。祖先は一緒なんじゃないか?
そこにご飯が加わると、底なしの美味さが爆発する。
最強、最高、無敵!これはもうかっ込まずにはいられない!
俺は今、腹がいっぱいになるのが切ないほどに幸せだ。
惜しいというのは、俺が今生きているという証だ。
心は一本の名作を観終わったように満ち足りている。
「……ごちそうさまでした!」
 
(第5話)
 
tverで配信するようになったのがありがたい限り。
特筆に値するのはやっぱり「群馬県藤岡市の一人ロースター焼肉」ですかね。
あれは良かった。酒が飲める自分ならもっと愉しめる。
冒頭に出てきたビジネスホテルもついでに泊まりたい。
 
8話で浅草に行ったのもあってか、最終回のお約束のセリフはなく、お正月スペシャルの伏線を張って終了。っていうかストーリーが一話完結でないのも初めてかな?
 
 
Season5以降は年が明けたら別の動画配信サイトのお試し期間を使って観ます。
多分Abemaプレミアムで。