院内マスク着脱について | 札幌マタニティウイメンズホスピタルのひだまりブログ

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院内マスク着脱について

令和6年6月1日

理事長 高後 裕匡

 

新型コロナウイルスの流行から4年が経過しました

令和5年5月に感染症法上の5類扱いとなり、事実上のマスク着用義務が撤廃となり、約1年が経過し、人々の生活も変化しています。

これまで当院では院内において職員と患者様間、患者様同士の感染例の報告はなく、マスク着用が一定の効果があった可能性は大いにあります。

 

一方ではマスクの着用によって顔がわからない、表情がわかりにくい、声が聞き取りにくいなどの業務、診療上の弊害も否めません。また小児科医会からは長年のマスク着用による子供たちの発達障害、コミュニケーション障害なども指摘されています。

 

上記を総合的に判断し、また社会情勢を鑑み、マスクの着用に関しては個人の判断に委ねる方針といたします。ただし風邪症状、体調不良の方は引き続きマスクの着用をお願い致します。

 

患者様におかれましては、マスクの着脱に関する個人の主体的な判断を尊重いただきますよう、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げますとともに、患者様に安心して、通院、入院していただけるよう、引き続き努めてまいります。