相手を信じるって、自分を信じること。

今日の東京は久々の青空で、

ちょっと夏が帰ってきたみたいで、
うれしくなってました、
心屋式心理カウンセラー佐々木磨美子です。

『あなたのことを信じている。』
わりと日常的に使われるフレーズです。

これを今日は、
もう少し噛み砕いてみたいと思います。

『あなたのことを信じてる』って

言い換えると、

「あなたのことを信じている、わたしを信じてる」
ってことなんだと思います。

もっと言うと、

「あなたとの関係の中で、わたしにとって、
　ネガティブなことが起きても、
　わたしはだいじょうぶ。」

と自分を信頼できるということです。

目の前の人は鏡。

『あなた』という対象を通して、
実は、
どこまでも向き合っているのは自分。

例えば、
大好きな彼に浮気をされて裏切られた。

『もうあなたを信頼できない。』
っていうその気持ちは、

もうあんなに辛い想いをしたくない、
もうあんなみじめな想いをしたくない、
もうあんなに悲しい気持ちを味わいたくない、

もうこれ以上、
傷つきたくないっていう
あなたの恐れから、

と同時に、
あなたがあなたを守ろうとする
最大の防壁として、

もうあなたとの関係において、
わたしはネガティブなことを
引き受ける覚悟ができません。

っていう心の叫びが
その根底にあるかもしれません。

目の前の人を信じたいのに信じられないとき、

あなたはその人との関係において、

今は、
これ以上の悲しみや辛さを
引き受けることができくなっている
状態なのかもしれません。

また、あんな風に、
傷つくことが怖くて
たまらないのかもしれません。

だから、
そんな時は、
信頼できない自分に
バツをつけるんじゃなくて、

悲しかった気持ち、
辛かった想いに、
傷ついた心に
自分が自分の最大の味方になって、
たくさん寄り添ってあげてください。

あー悲しかったなぁ・・・
あー辛かったなぁ・・・
あーみじめだったなぁ・・・

ってそんな蓋をした気持ちを
たくさん感じてください。

そして、
自分を守ろうとしている自分に、
ありがとうって言って、

本当に自分を大切にするってことは何か
そっと考えてみてください。

わたしは過去の恋愛で、
自分に寄り添うことよりも、
相手に寄り添うことばっかりを優先して、
自滅しちゃったから(´□｀｡)

まぁそれも今はいい思い出だけど・・・

どうか、
自分で自分を傷つけないで欲しいなって
そう思うのです。

あなたは今、
あなたの大切な人を信じていますか。