忘れられた荒野の初日がベスト!!

 

なのですが、速水真澄という男の好きなシーンをいくつか。

「冷血漢」という言葉をこの漫画で知った小学生も多いのでは??

 

①「ふたりの王女」に出演が決まったことをマヤが知らせに行くシーン

 

場所は赤坂クリスタルホテル!なんやシランがセレブなかんじ。この辺のマヤの服かわいーんだよねー(^^♪

(思い出したけど、全日本演劇大会へ向かう新幹線の服もかわいい)

(愛読書の椿山麗華さんの本では(ガラカメ本)実家から送られた服は全部月影先生に燃やされたので、劇団仲間のおさがりでは?との解釈(笑))

大都のパーティーに乗り込んでいつものように食って掛かるマヤに対し、あくまで冷静にスマ――トにシャンパンを勧めるぅ~♡背の高いグラスじゃないのが時代を感じる~♡そして酒を飲ませ(君にはミルクの方が良かったか?とからかって飲み干させるテク)

酔わせてからの壁ドンだぁぁ~!!ぎゃふん。

そしてマヤを怒らせ、焚き付け、やる気を出させ、酔った勢いでご招待に承知させるグッジョブ。

この壁ドン好きです。待ってたよね。誰よりもマヤの復帰を待ってた思いが伝わるシーンです。

そしてつい出ちゃう皮肉(なのかな?この、「色は紫がいいか?」ってなんだろう。あとで分析を読もう(他力本願))

バーのシーンからの水城さんのツッコミまで、はいはい名場面。。くぅ~シビレル。タキシード着用。

 

で、私も読み返してみてやっぱりこの辺はもう「自分が紫のバラの人だと打ち明けよう」としてますよねー

(マヤが芸能界失脚したのがやっぱり自分の責任だっていうのがあって、復帰したら打ち明けようとしてたんじゃないかな?一人芝居や客演は置いといて、、だからパックにも協力したり(ボートのシーンでちょっとそんな感じですね)そしたら二人の王女があったからまずはそれ、、とか、でも紅天女決まってからじゃないと、、とかお見合いとか状況が変わってきて)

 

で、プラネタデートしたけどやっぱりまたダメだった。

(この、煩悶する真澄さまがおいしい。表面はグラス片手に煙草とクールなところが)

 

私「何をためらう速水真澄!」がずっとわかんなかったんですけど、今回読み返して、マヤのあまりの鈍さに

(皆さんは今さらだと思うけど)

やっぱり、、「すべて計略だった」ってマヤに思われちゃう(コイツそう思いかねないよね💦自分に自信もないし、、)

のが耐えられなかったんじゃないかなーと思いました。

 

大都芸能が紅天女を上演するためには北島マヤと月影先生をつぶす(または懐柔する)必要があるので、

紫のバラの人から頼まれたらマヤも断れないよねという状況を作ろうとしていたとか、とにかくこれまでのことが「全部ウソ、全部策略だった」と(学費の融資、劇場の改装なども)、紅天女をマヤから奪うための大都芸能(プラス小野寺一味)の謀略としての「紫のバラの人」計画であったと、そう思われるのが(アイツそう思いかねないんだよね💦)、、怖かったのではないかと。(だって最初に、マヤにオンディーヌ入団を学資と家賃と受講料免除で誘っているし)

 

でも、、このままいくと実質そうなる、、?(今、大都で上演というのがマスマヤの頭からすっぽり抜けちゃってるかなと思うのですが。大都を人に譲って亜弓さん上演でマスミンは「捨ててくだされ名前も過去も」になるのかなぁ‥でもやっぱり観客(読者)はマヤの紅天女を見たいよね。速水父と月影先生が和解して、そもそも大都に恨みがなくなる展開だと一連さんが浮かばれない気がする。

 

ちなみに、みなさまと同じく私も源造推しですが、最初に劇団つきかげで見せた「エプロン姿」がかわゆいです☆

 

いやーほんとプロットもコマ割りも台詞も一つ一つの表情も(スチュアートの青いスカーフ・・のカードを河原で横目で見るマヤの表情素晴らしい)「ガラスの仮面」はすごいです。いまさらですが。

 

泥まんじゅうの時の役名「トキ」についてもいろいろと解釈があるけど、私はコレだと思う。

 

 

(とき)は、中世の戦(いくさ、戦争や衝突)などの勝負事で勝ちを収めたときの勝ち鬨や、戦場で上げる声である。士気を高める目的で多数の人が一緒に叫ぶ声。凱歌(がいか、勝負事に勝ちを収めたときに歌う喜びの)とは同義あるいは一部同義とされるほど近いが、勝鬨は歌ではなく、武家作法の一つ。(Weblio辞書より)

 

まさに凱歌、勝利の歓声でしたよね~えいえいおう(ウィキペディアでトキを引くともっと詳しく出てます)

 

追記

※真澄さまモノローグで一番好きなのは「きみはおれの手の届かないところまで飛び立ってしまうだろう それでも きみが大空を舞う姿を見るのは たぶん 誰よりも嬉しい」ってやつ。どの場面か忘れちゃったけど^^;