先日遅くなりましたが、娘の高校合格祈願をした【久延彦神社】へお札を返納へ伺ってきました。
大神神社の末社のひとつで、「久延彦命」をお祀りする小高い丘の頂に久延彦神社はあります。創建は不明。神武即位依然とされているようで、古事記には「田の神」として「案山子を神格化した神」を祭っていたのか、天皇祭神は久延彦命(くえびこのみこと)。別命を「案山子」(かかし)というそう。

”案山子は動けない。足が不自由で動けなくても、世の中の全てのことを知り尽くしている神様”として古事記にも登場しており、描写に則って「智慧の神」として祀ることで、受験合格・学業向上のご利益を頂けるとされ、このように受験生の聖地、知恵と学業のパワースポットとして、地元の学生さんや資格試験に挑戦されている方々の参拝が絶えないそうです。古の都 より

もちろん
大神神社と檜原神社にも
ご挨拶に伺ってきました。
今は三輪山への登山はコロナで中止をされているのですね。お花が綺麗な時期。
人も少なかったので山の風が心地よく感じられ、散策には充分なほどゆっくりと過ごせたかな。手を合わせる人も長く神様の前でとどまって思いを込められている人が多いように感じました。
日本人は信仰者が少ないのに神社参拝は欠かさず行く人もいます。神様は信じていないのに、手を合わせる人もいる。子どもが生まれたり、厄落としに出向く人もいる。商売繁盛を願う人もいる。でも日常ではそこまで神様を思い出す機会も少ない。
占いもそうです。占いを信じていないのに占いをする。ずっと自分の運命を日常で思い出して反芻する人も少ないのに占いを定期的に受けたい。
これ同じ
「心意」なのかな、
と思いました。
自分を見つめ直す。自分を知る。振り返る。思い改める。リセットする。感謝する。生命を感じる。魂を思い起こす。
目に見えないモノを人はどこかで信じているし、信じるように出来ているのだと思います。やっぱり怖いから。死があるから。そして人は生まれて死ぬのだ、という命そのものが、どこかで神と呼ばれる次元の違う世界と繋がっていると思っているから。
でも人は幸せな時には忘れる。自分の仕事や恋愛、人生が上手く行っている時には思い出さない。
日常に追われて、振り返らない。振り返る必要性も感じない。
これって人間独特の怠慢であり、感情だなぁ。神様の前だけ敬虔になるって、傲慢ですよね(笑)死にそうになったり弱った時だけ、困った時だけ、神頼みって。占い頼みって。やっぱり何かおかしい。
大切なことは日常から。
一瞬、一瞬の呼吸、言葉、行動、食事、排泄、寝る、、本能に生きている当たり前のことに感謝をもって、のぞむこと。
私も忘れているなぁ、と反省しました。いつもは家族でここに来るので、今回は1人で来てゆっくりと歩きながら、空気を感じながら、振り返ることが出来たので、やっぱり人といると得られない次元があるよなぁ。と思ってしまいました。
家族と来るのも楽しいけれど、やっぱり喋って楽しい、という思い出とは別の世界で感じたいときもある。ちゃんとこういう時間を大切にしようと改めた時間でした。
話変わるけれど
「さかい珈琲」ってご存知ですか?
奈良だけなのかなぁ。あまりにお腹が空いて適当なところを探していたのですが、ここなら何でもありそう!と思って入ったのです。
わりと
キチンとしたレストランで
メニューの内容も豊富。
店内も広くて照明も
私が好きな感じ。
とても落ち着けました。

大豆カレーたるものを生まれて初めて食べました。ヘルシーなお味で肉好きな方には物足りないかもしれないですが、私は美味しかった。
暑くて汗をかいてたので
ハイビスカスドリンク頼んだら
思いの外、大きくって驚きです。
白桃、キウイ、レモンが
ちょうど良い酸っぱさで
また次に行ったときに違うメニューを頼みたいな。幸せを感じた有意義な時間でした。